第84話 しば犬の彼との生活
さてさて、地震やらなんやらありましたが、彼は精神的にもすごく大人になってきました。
そう思った瞬間に親父さんが自宅でやらかしまして(なにとは言わない)、私もすっごく驚いてしまって、しばらくご飯を見るとえづいてしまうほど、三日で一キロへるほど憔悴してしまいました。
けど、憔悴したのは私だけではなくて、しば犬の彼もまた、彼なりに気を使って、たくさん我慢をさせなければならなかったので、お腹とか胸とか、割と皮膚感が薄い部分の毛が猛烈に抜けて、ストレスではげたらどうしよう?! と、そっちも心配しておりました。ただ、彼はしばらくは私に甘えてくれて、私の手から直にご飯を食べたい、というので、甘えさせてあげました。ごめんね、いつも我慢ばかりさせめしまって。
そんなわけで、彼は今は元気ですので、心配なさらないでくださいね。
つづく
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