第51話 魔王様、あとがきに変えて
ついに魔王様の連載が終わってしまいました。
書いていて、とてもつらい瞬間もあったのですが、基本はとても楽しく書かせてもらっていたので、なんだか少しさみしいです。
さて、それではあとがき的にちょっぴりネタバレをするかもしれませんので、まだ最後までよんでないよう、という方はスルーしてください。
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いきますよ?
よろしいですか?
では、いきます。
魔王様、は、なんとなーくBLが書きたくなった時に、夢の中に出てきたキャラクターでした。そして、プロットをあまり書き出さないもいうか、ほぼタイトルと名前くらいしかメモしてないんですよねぇ。
その時は、魔王様とデルタくらいしかいなかったのですが、魔王様を超鈍感キャラにすることで、デルタの妄想が膨らんで、といったところで盛り上げて、という感じで挑みました。
人間界からやって来た勇者一行の性格は、最初から出来上がっていました。
中盤から後半にかけて出てくるキャラクターは、浮かんだ順です。
でも、蓮華は最初、魔性の美少年にしたかったのですが、いや、それでもデルタは誘いには乗らないだろう、と思ったので、健気な子にキャラ変しました。
中盤の、コウキが日本に行き来するための洞窟を、なにかに使えないだろうか? また、イカリの鏡も組み合わせてみたらどうだろうか、との思いでくっつけてみました。
ルビーの婆ちゃんの話はあと付けではありますが、ここで大事なのはルビーですよ。なにしろルビー大賞に応募しているのですから、お名前をお借りしてもよいだろうかという戦々恐々でした。
まだ全部読んでいない方もいらっしゃるかと思いますので、ふわっとしたあとがきになりましたが、皆様からのあたたかい応援やコメント、星などにも励まされて、なんとか無事に終えることができました。
本当にありがとうございました!!
また、次の新作は少しばかりミステリーなので、いつもよりは慎重に書き進めております。
つづく
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