エピローグ わん娘の『幸せ』は祝福の風と共に

 世の中、人に言われて嬉しい言葉と嬉しくない言葉が存在する。


 人に言われて嬉しい言葉の代表としては『士狼くん抱いてっ!』とか『実はおまえは光の勇者の末裔なんじゃ』とか『世界の半分をくれてやろう』なんかは最高だ。もう人生の勝ち組と言ってもいい。


 逆に嬉しくない言葉の代表としては『生殺与奪権を他人に握らせるな!』とか『おまえはもう死んでいる』とか『無駄無駄無駄無駄無駄ァ!』なんかは最悪だ。もう人生が終わったとみて間違いない。


 そして今現在、職員室で我ら2年A組の担任であるヤマキティーチャーに絶賛言われている言葉も嬉しくない言葉の部類に入るだろう。



「大神よ……おまえは先生に何か恨みでもあるのか?」



 筋肉とこめかみをビキビキさせながらも、爽やかな笑みを浮かべるヤマキティーチャーに脇汗が止まらなくなる。


 もう名前を言ってはいけないあの人くらい怖い。超怖い。マジ怖い。


 ちょっ、そんな目で俺を見ないで。視線だけで孕みそうで困るフォイ……。



「だからアレは誤解なんですってぇ~」



 俺は弱った声をあげながら、ヤマキティーチャーに食ってかかった。


 下着泥棒を捕まえた翌日の月曜日。


 白と黒のツートンカラーが最高にファッショナブルな車に乗って現れた屈強な男たちに拘束され、留置所に放り込まれたあげく、誤認逮捕だと判明し、そのまま留置所から学校へ登校させられるというアクロバティックプレイを披露した俺を労(いた)わっても罰は当たらないと思うんですけど?


 と、どこか非難がましい視線をヤマキティーチャーに送ると、先生は聞く耳もたんっ! と言わんばかりに1枚の紙切れを俺に手渡してきた。



「誤解なワケあるか。おまえが公然猥褻罪をした罪は変わらん。だいたい古羊が事情を説明してくれたから良かったものの、ヘタをしたら退学になっていたぞおまえ?」



 そう言って『反省文』と書かれたペラ紙を押し付けてくるヤマキティーチャー。


 どうやら書いて来いというコトらしい。


 ……なんか俺、人助けをするたびに警察にお世話になっているような?


 なんなの? 世界が狂っているの? それとも俺が狂っているの?



「こうしてまた学校に通えるのが奇跡だと思えよ? まったく」

「なんか納得がいかないんですけど……?」

「納得いかなくても書いとけ。反省文1枚で上が黙るんだから安いモノだろう?」



 俺が『くっ、殺せ!』と快楽ちが確定している女騎士のような面持おももちで反省文を睨んでいると、ヤマキティーチャーが少しだけ声を潜めて。



「まぁ個人的にはよくやったと褒めたい所だがな」



 ニヤッと笑った。


 う~ん、こういう所があるからこの人は憎めないんだよなぁ。


 俺はしょうがない、と割り切って反省文をペラペラさせながら、同じようにニヤッと微笑んだ。


「分かりましたよ。それじゃ淫靡いんびな文でも書いてきますよ」

「そこは真面目に書かんかバカタレ」



 そういって俺たちはイタズラ小僧のように笑みを深めた。




◇◇




 ヤマキティーチャーから反省文を受け取った俺は2年A組へ戻る……ことなく、そのまま3階のとある部屋の前へと足を進めた。


 重く閉じられたその扉を軽くノックすると、中から『は~い』と男の嗜虐心を煽るような声が響いてきた。


 そしてゆっくりと扉が開くと、中から亜麻色の髪をした白ギャルがひょっこりと姿を現した。


 白ギャルは俺の姿を目視するなり、架空のイヌミミとシッポをピコピコさせながら、パァッ! と顏をほころばせた。



「あっ、オオカミくんっ! 来てくれたんだ!」

「うーす古羊、おはようさん。まぁこれでココに来るのも最後だしな」

「う、うん……そうだよね」



 しゅんっ、と目に見えて肩が落ちるなんちゃってギャルに慌てて場をとりなすように口を開く。



「と、ところで羊飼と『あいつら』は居るか?」

「あっ、うん。居るよ」



 気を取り直した古羊が「入って! 入って!」と俺を生徒会室の中へと招き入れようとする。



 ……なんか妙に懐かれているような気がする。


 

 いやまぁ、悪い気はしないんだけどさ。



 なんというか子犬を相手にするような気分に浸りつつ、1歩足を踏み出すと、生徒会長席でふんぞり返る羊飼と目が合った。



「あら大神くん、もう出所したの? お勤めご苦労さま。どう? シャバの空気は美味いでしょ?」

「あぁもう最高だね」

「も、もうっ!? そんなコト言っちゃダメだよメイちゃんっ!」



 小憎たらしい皮肉を混ぜながら、ニヤッと笑みを湛える虚乳きょにゅうに軽口を返しつつ、俺はキョロキョロと辺りを見渡した。



「ところで『あいつら』は?」

「そこに居るわよ、ほら」



 そう言って部屋の隅に視線をよこす羊飼。


 そんな彼女の視線を追うと、獣用の1つのゲージがちょこんと鎮座していた。


 俺はゲージに近づくなり、中で水を飲んでいたらしい例の下着泥棒たちに向かってフランクに声をかけた。



「よう『寝取られ』『間男』『腹ボテ』元気だったか?」



 俺が名前を呼ぶとゲージの中に居た真犯人こと3匹の猫が「にゃ~」と小さく鳴いた。


 ネーミングセンスぶっ壊れてんのアンタ? と冷ややかにツッコんでくる羊飼をスルーして、俺の隣にやってきた古羊が感慨深げに猫ども見つめた。



「まさか下着ドロボウさんが猫さんたちだったなんて、さすがに予想出来なかったよね」



 古羊は『はにゃっ!』と顏を破顔させながら、ゲージの前で膝を折り、ちょんっ! と『腹ボテ』の鼻先を指先でつついた。


 途端にペロッ! と自分の鼻先を舌で舐める『腹ボテ』。


 その姿を見て古羊が「かわいい~♪」と嬉しそうに声をあげる。


 おかげで『腹ボテ』に限りスカートの中を絶賛大公開中である。


 チクショウ、そこを変わってくれ『腹ボテ』ッ! 



「でも良かったぁ~。メイちゃんが猫さんを血祭りにあげなくて」

「分かる、分かる。羊飼にも人の心があるって分かって安心したよな?」

「アンタはアタシを何だと思ってるのよ……?」



 ブスッとした表情で俺を睨んでくる羊飼から逃げるように視線を古羊に移すと、もう1度鼻先をつつこうとゲージに指先を入れていた彼女の手がカプッ! と『間男』に甘噛みされた。



「うわっ!? び、ビックリしたぁ~。ごめんね、脅かしちゃって?」



 そう言って申し訳なさそうに『間男』の頭を撫でる古羊。


 確かに今のはビックリしたよなぁ……古羊のあまりの可愛さに。


 もう心臓が止まるかと思ったよね!


 なんなのおまえ? 可愛いの擬人化なの?


 結婚するか? おっ?



「ところでコイツらはこれからどうなるワケ?」

「とりあえずは里親が見つかるまではウチで預かることになるわねぇ」

「頑張るよっ!」



 お猫様を見つめながら優しい微笑みを浮かべる羊飼と、むふんっ! とガッツポーズをとる古羊。



「そっか。まぁ乗りかかった船だし、猫の里親が見つかるまでは俺も手伝うわ」

「ほ、ほんとにっ!」

「あら意外ね? 大神くんは例え猫だろうが、雄という存在は全員漏れなく嫉妬の対象になる腐った精神の持ち主だと思っていたのだけれど?」

「チミは一体俺をなんだと思っているんだい?」



 ピコンッ! と架空のイヌミミを嬉しそうに立てる古羊とは対照的に、驚いたように目を見開く羊飼。


 なんかもう息を吸うように俺への罵倒が飛び出てくるんですけど?


 なんなの? 好きな子はイジめたい病のアレなの?


 俺のこと大好きなの? ツンデレなの?


 チクショウ、そう考えたら可愛いじゃねぇかコイツ。


 俺は胸のトキメキを必死に抑えつけながら、やっとこさ本題に入るべく羊飼に声をかけた。



「さて羊飼よ。下着泥棒の真犯人も見つかったワケだが……約束の件、覚えてるよな?」

「分かってるわよ」



 そう言って羊飼は懐からスマホを取り出すなり、簡単な操作で1つの動画を画面いっぱいに映し出した。


 それは俺が古羊の下着トレジャーを変態仮面スタイルで着用している例の動画だった。



「疑って悪かったわね」

「ごめんねオオカミくん?」



 2人から謝罪の言葉を引き出しつつ、羊飼が例の動画をゴミ箱に入れてこの世から完全抹消する。


 あぁ、やっと肩の荷が下りた……なんて清々しい気分なんだ。


 まるで新しいパンツを履いたばかりの正月元旦の朝のようによぉ! なぁジョースケ?



「おう気にすんな、誰にでも失敗はあるもんだ。じゃあ俺はこの辺で、アディオスッ!」



 最高に爽やかな気分のまま生徒会室を後にしようとして。



「ちょっと待ちなさい」



 と羊飼に呼び止められた。



「大神くん。疑ったお詫びとしてはアレなんだけど、実はアンタにプレゼントがあるのよ。受け取ってくれるかしら?」

「ん? プレゼント? 貰えるものは貰っとくけど?」

「はぇ~、プレゼントなんて用意してたんだ。流石はメイちゃんだよっ!」



 尊敬したようなキラキラした眼差しを羊飼に向ける古羊と共に、我らが生徒会長に視線をよこすと、彼女は「こいこいっ!」と言わんばかりに俺に向かって手招きをしていた。


 なんのプレゼントをくれるんだろう?


 遊園地のペアチケットとかなら勘弁してほしいなぁ。


 1人で2回行くあの苦行を味わうのかと思うと、目から天然水が溢れ出そうになるぜっ!


 そんなことを漠然と考えながら、導かれるように羊飼に近づく俺。



「もうちょっとコッチに来てくれるかしら? そう、そこでいいわ。それじゃちょっと手を伸ばしてくれるかしら?」

「手? こんな感じ?」

「そうそう、そんな感じ」



 俺は言われるがまま、羊飼の方に向かってマスターハンドを伸ばす。


 羊飼はスマホをチャチャッといじり、カメラモードに変更すると、おもむろに俺の手を掴んで。





「はい、チーズ♪」






 ――の掛け声と共に、俺の右手に何ともいえない弾力が返ってきた。




 それはふにふにしているのだが、どこか偽物じみていて、温かみを感じない無機質なモノ。




 そう俺は今、羊飼のハリボテおっぱいを鷲掴みにしているのだっ!




 ……かつてここまで嬉しくないパイタッチが存在しただろうか?




「ちょっ、おまっ!?」

「め、メイちゃん!?」



 無理やり虚乳きょにゅうに触らされ、手を引っ込める間もなく、カシャッ! と無慈悲なシャッター音が鼓膜を震わせた。


 慌てて手を引っ込めるが、もう遅い。


 羊飼は唇の端を三日月状にニチャリッと歪め、さっき撮った写真を俺に見せてきた。


 うん、どう見ても同級生のおっぱいを鷲掴みにしている男子高校生の図にしか見えないよね。


 事案発生の瞬間である。


 おっとぉ? 次に会うのは法廷か?



「どう? 現役女子校生のおっぱいが揉めて嬉しいでしょ?」



 としたり顔でそううそぶく羊飼。


 まるで『おっぱいが揉めてよかったわね、この童貞♪』とバカにされているような気分だ。


 おい、ふざけんなよ!?


 何も無い虚無きょむを握り締めて「ありがとうっ!」ってお礼を言う人間がこの世に居るか? 居ねぇだろ!? 


 俺は本物を知る男、テメェの虚乳じゃなくて古羊の巨乳を揉ませろや!



「どうしたの大神くん? アタシのおっぱいを揉んで感動しちゃった? もうこのスケベ♪」

「……ハンッ」

「なにわろとんねんキサマ?」

「す、すいません……」



 ドスの効いた声で羊飼に襟首を握り締められる俺。


 おかしい、普通こういうイベントは嬉し恥ずかしの甘酸っぱいモノのハズなのに……俺を襲うこの純然たる恐怖は一体なんだ?


 あと古羊ちゃん? なんでそんな恨めしそうな目で俺を見るの? 俺、被害者だよね?


 コラコラ頬を膨らませるんじゃなりませんっ。ぷくぅっ! じゃないのっ。



「さて大神くん、実は大神くんに頼みたいことがあるんだけれど?」

「えっ? この状況で頼みごとなんて、脅迫以外の何物でもないよ?」



 ふぇぇ~……面の皮の厚さがタウンペ●ジの約3倍だよぅ。


 思わず萌えキャラ化してしまった俺のまっとうな心の叫びは、もちろん彼女の心に届かなかったらしく、羊飼はマイペースに自分の話を進めた。



「もう薄々勘づいているとは思うけど、実は洋子ね、人見知りなうえちょっと男性恐怖症のがあるのよ」

「えっ、メイちゃん? きゅ、急にどうしたの?」

「あぁ~、それは何となく分かってた。けど、それが?」



 なに? と俺の言葉を奪うように羊飼は続ける。



「本人はソレを克服しようと頑張ってるんだけどね、なかなか努力が実を結ばないのよね。そこで親友のアタシは人肌脱ぐことにしたわ」



 そう言って羊飼はビシッ! と俺を指さして。



「大神くん、アンタを今日から洋子専属のサンドバッ――ごほんっ。……トレーニング男子として任命するわっ!」



 ……What?なに?



「えっと……メイちゃん? 話の腰を折るようで悪いんだけどね? その……トレーニング男子ってなに?」

「要するにね洋子。これから大神くんが洋子の人見知りと男性恐怖症の克服に付きっきりで手伝ってくれるのよ」

「そ、それってつまり、ボクが男の子に慣れて自然に話せるようになるまで、大神くんが指導してくれるってこと?」

「有りていに言えばそうね」



 実にあっけらかんと、傍若無人なことを口にする羊飼。


 よく意味が分からんが、つまりアレか?


 俺は古羊が普通に野郎共とお話出来るようになるまで、その練習相手になれ! って言われているのか?


 別に練習相手になるくらい構わないが、なんか俺の意志を無視して勝手に話を進めているのは気にくわん。


 どれ、ちょっとだけ駄々をこねてみるか。



「ふざけんなよ羊飼? つまり俺は指導と評して選び抜かれた上級国民のみがり出すことが可能と言われている絶技・赤ちゃんプレイを合法的に古羊にやらせることが出来るってことだろ? なにそれ最高かよ? よろしくお願いしますっ!」

「手首がねじ切れんばかりの手のひら返しね」

「あぅぅ……。は、ハレンチなのはいけないと思う」



 ピカピカぴかりん♪ と明るい俺の未来に思わずジャンケンポンしそうになっていると顔を真っ赤に染めながら、ハレンチにも上目使いで見上げてくる古羊。


 おいおい、並みの男なら今の一撃で膝から崩れ落ちているところだぞ? 気を付けろよ?


 とりあえず、ハレンチ注意報を発令しておきますね。


 今日の俺の心の天気は晴れときどきハレンチでしょう。



「ちなみに洋子にエロいことをしたその瞬間、アンタがアタシの胸を揉みし抱いているこのセクハラ写真を全世界にウェブで発信するから」



 チラチラと例の写真が写ったスマホを俺に見せてくる生徒会長。


 なんて曇りなき眼でとんでもねぇコトを口にするんだこの女は? ほんと同じ人間か?



「ちなみに断った場合、この写真は学校、もしくは大神くんのご家庭にプレゼントすることになるから」



 それは一重に俺に死ねって言ってますよね?


 引くも地獄、進むも地獄……俺の人生ベリーハード過ぎません?



「ま、待て待てっ!? 誰も断るなんて言ってねぇよっ! べ、別に俺は古羊の練習台になっても構わねぇんだけどさ、古羊の気持ちはどうなるよ? 野郎が苦手の古羊がこんな男性ホルモンたっぷりのイケメンである所の俺と一緒に居たら、苦痛で仕方がねぇと思わねぇか? なぁ古羊?」

「勘違いしちゃダメよ大神くん。大神くんはブサイクよ?」



 酷い言われようだ。


 世が世なら打ち首獄門だよ?



「もちろん決定権は洋子にあるわ。どうする洋子?」

「え、えっとぉ……そのぅ」



 羊飼に水を向けられ、胸の前で手を組みオロオロする古羊。


 やがて意を決したように、そのどこまでも透き通るような蒼い瞳で俺をまっすぐ射抜きながら。




「お、オオカミくんさえ良かったらその……練習に付き合って欲しい、です」




 と言った。


 顔を赤くし、緊張のせいか指先が小刻みに震えている。


 なんとなくだが、多分コイツは男が苦手以前に自分に恐ろしいほど自信がないんだ。


 こうして自分の意思を相手に伝えるだけでも大苦労。


 さらに相手が俺みたいな男ともなれば、相当な勇気がいる行為なわけで。



「…………」

「ダメ、かな?」



 弱々しい彼女の声が耳朶じだを叩く。


 あぁもうっ!


 こんな姿を見たら……応援したくなるじゃねぇかっ!


 気がつくと、俺は人知れずため息を溢しながら小さく苦笑していた。



「じゃあ明日からビシバシやっていくから、覚悟しておけよ?」

「ッ! う、うんっ! ……えへへ」



 そのとき、確かに俺は自分の首に『ガチンッ!』と首輪のハマる音を聞いた。


 あぁ~バカなことしてんなぁ、と頭の片隅で小さいシロウが冷ややかに俺を一瞥していたが、古羊の笑顔を見ていたら全てがどうでもよくなった。


 ほんと女の子ってズルいよなぁ……チクショウ。



「よし、契約成立ね。じゃあ洋子を頼むわよ、大神くん?」



 晴れ晴れとした笑顔でそう口にする羊飼。


 その瞬間、換気のために開けていた窓から桜吹雪と共に一陣の風が俺たちの間を駆け抜けていった。




「こ、これからもよろしくね? ――『ししょー』っ!」




 ねっとりとした強い風と共に、桜の花びらが散っていく。


 亜麻色の髪が春風にさらわれ、彼女の言葉が風に乗って世界を旅しに消えていく。


 それでも、彼女の顔に咲いた桜は消えることなく、優しく世界を包み込んだ。


 そんな彼女を見ていると、バカな俺は思ってしまうのだ。


 多分俺は、この桜を見るためならどんなコトがあろうと頑張っちゃうんだろうなぁ、って。



「ほんと男ってバカだよなぁ……」



 そう呟いた俺の顔にも、桜の花が咲いていた。


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