第20話 喧嘩狼

 連続下着泥棒の真犯人を捕まえた俺たちは、一旦犯人(犯人かアレ?)の捕縛を羊飼と元気(もちろん女体化なう)そしてアマゾン(言うまでもなく女体化なう)に任せ、俺は小走りで雑木林の中を走り抜けていた。


 いやあまりにも古羊が遅かったからさ、道に迷ったのかと思って彼女の迎えに行ったワケよ。


 そしたらさ、木刀持った謎の野郎共がわんさか居るは、古羊は倒れてるは、そんななんちゃってギャルのマウントを取ってお乳を揉んでいる天然パーマが居るはで、もうシロウびっくり!


 しかも古羊を組み伏せている天然パーマ野郎のズボンから邪悪なるポークビッツが『こんばんはっ!』してるもんだから、さぁ大変っ!


 このままじゃ奴のポークビッツを古羊がモグモグしかねないっ!


 えぇっ、もう気がついたら全力で2人に駆け寄って、天然パーマの顔面を蹴り抜いていたよねっ!


 ……大丈夫だよね、アレ?


 古羊の友達とかじゃなかったよね?



「お、オオカミくん……? な、なんでここに?」

「古羊が遅いから迎えに来たんだよ。道に迷ってんのかなぁ? って思ってたら、人生に迷っているであろう奴らに襲われかけててビックリしたわ。大丈夫だったか?」

「う、うん。ボクは大丈夫――あっ!? め、メイちゃんっ! メイちゃんはっ!?」



 脇腹でも殴られたのか、お腹を押さえながら身を起こした古羊が切羽詰ったような声をあげた。


 途端に敗れた制服の隙間から彼女の可愛いブラジャーが丸見えになった。


 う~ん、4月と言っても夜はまだ肌寒い。


 女の子が身体を冷やしたら大変だっ!


 俺は慌てて着ていた上着を全部脱ぎ、セクスィ~な状態の古羊に放り渡した。


「うわっぷ!?」と俺の上着が顔に引っかかり変な声をあげる古羊。


 俺はそんな彼女を安心させるように、上半身裸のまま笑みを浮かべてみせた。



「羊飼なら元気とアマゾンと一緒に真犯人を捕まえて、まったりしてるよ」

「な、なんでサルノくんとミツハシくんが居るのか分からないけど、そっかぁ……。メイちゃんは無事なんだね? よかったぁ~」



 心底ホッとしたような声を漏らす古羊。


 そんな彼女と雑談を交わしている間にも、5人の野郎共が俺たちを囲うようにゆっくりと陣形を整えていた。


 その瞳はもはや古羊を映してはなく、まっすぐ油断なく俺を捉えて離さない。


 ピリピリと殺意にも似た敵意が肌を叩く。


 素手が2人、木刀が3人……計5人。


 対してコッチはケガをしている女の子1人と、イケメンが1人。


 そこから導き出される結論は1つ。



「はっは~ん、なるほどなぁ。さてはおまえら卑怯者だな?」

「……構えなくていいのかよ、デカブツ?」



 おそらくリーダー格と思しき金髪頭が挑発するように口の端をあげる。


 他の野郎共も余裕を見せたいのか、若干強ばりつつも笑みを深めて俺たちを射抜いてくる。


 どうやらコッチの準備が整うのを待ってくれていたらしい。


 優しいねぇ、おまえら。


 でも心配はいらんよ?



「ごめんな? 俺の両手は拳を握るためにあるんじゃねぇんだ。レディーを抱きしめるためにあるんだわ。だからさ」



 俺は申し訳なさそうな顔を作りつつ、見せつけるように右足をプラプラさせた。



「だからさ――おまえらは右足コレで十分なんだわ」

「ッ!? 舐めんなこのクズッ!」



 木刀を握り締めたガリガリの男が激昂したように声を荒げながら、俺の脳天めがけて木刀を振り下ろす。


 よりも先に、俺の繰り出した右の上段回し蹴りがガリガリ野郎の側頭部に炸裂した。


 瞬間、悲鳴すらあげることなく真横へ1回転しながら吹き飛んで行くガリガリ。


 まるで点火されたロケット花火よろしく、高速で真横に吹き飛び、激しく生い茂っていた巨木と激突し、ようやく停止。


 そのままボロボロの身体で1度だけ俺を見据えたかと思うと、「カヒュッ!?」という謎の呼吸音を残して完全に動かなくなった。



「お、オオカミくんっ!? に、逃げ――へぇっ?」

「……はっ? な、なんだ今の?」

「け、蹴り? えっ、蹴ったのか? 今? いつ!?」

「み、見えなかった……。な、なんだよコイツ!?」



 古羊の呆けた声と、金髪頭たちの驚く声音を切り裂くように巨漢が「うわぁぁぁぁぁぁっ!?!」と声を張り上げながら俺に向かって木刀を真横に振り抜いた。


 それを簡単なバッグステップで躱しつつ、巨漢の鼻柱めがけて右の足刀を放り込む。


 メキメキッ! と肉と骨と鼻を砕く感触と共に、巨漢の身体がロケットエンジンの如く後方へと吹っ飛んだ。


 そのまま男達の頭上を文字通り飛びながら通過し、ズシンッ! と地面を揺らしながら完全に沈黙する。



「や、山中ぁっ!?」

「バカ、止まるなっ!」



 木刀を持った最後の1人の動きが完全に止まる。


 その一瞬の隙間を縫うように接近。


 そのまま顎めがけて右足を蹴り上げた。



「ポニョッ!?」



 と崖の上に住んで居そうな悲鳴をあげながら、綺麗な弧を描いて吹っ飛んでいく木刀野郎。


 地面にバウンドし、白目を剥いて意識を飛ばしているのを横目で確認しつつ、金髪頭に視線を向けた。


 これで残りは金髪頭と耳ピアスの素手2人。



「お、オオカミくん、すごい……」

「な、なんだよコイツ!? 男3人を右足1本で瞬殺って……化け物か!?」

「赤い髪、見えない蹴り筋、人外じみた破壊力の右足――あっ!?」



 モンスターを見るような目をよこしてくる金髪頭の隣で、耳ピアスが何かを思い出したかのように声をあげた。



「ま、間違いないっ! リーダーッ! こ、コイツ『喧嘩狼』ですよ!?」

「『喧嘩狼』……って、ハァ!? コイツがっ!? あの悪魔の右足を持つ男か!?」



 金髪頭と耳ピアスの驚愕に満ちた視線が肌を刺す。


 気がつくと耳ピアスの顔が恐怖に歪んでいた。



「け、喧嘩狼って言えば2年前、たった1人の女のために西日本最大派閥だった喧嘩屋集団『出雲愚連隊いずもぐれんたい』に単身で乗り込んだあげく、当時西日本最強とうたわれた総長をタイマンでくだしたっていう、あの伝説のイカレ中坊だぞ!?」

「い、1度だけ見たことがあるんで間違いありませんよっ! あの狂ったで立ちに悪魔じみた破壊力を持つ右足……見間違えるハズがない。正真正銘『喧嘩狼』ですよっ!」

「な、なんで喧嘩狼がこんな所に居るんだよ!? 聞いてねぇよ!?」



 ツバを飛ばしながら、行儀悪く俺を指さしてくる金髪頭と耳ピアス。


「行くぜ、三下。格の違いを見せてやる」


 人を未確認生物扱いしてくる2人に向かって1歩踏み込むと、2人が一斉に肩をビクッ!? と震わせ、懐に手を突っ込んだ。


 そして懐から銀色に鈍く輝くナイフを取り出すなり、威嚇するように俺に突きつけてきた。



「と、止まれっ! そ、ソレ以上近づいたら刺すぞ!? お、オレは本気だっ!」

「な、なんでナイフを突きたてられて笑ってられるんですかコイツぅ!? 頭がおかしいんですか!?」



 泣き叫ぶようにナイフの切っ先を向けてくる2人を前に、俺はようやく自分が笑っていることに気がついた。


 どうやら久しぶりに身体を動かしたせいで興奮しているらしい。


 俺が口元を手で覆った瞬間。



「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ――ッッ!?!?」



 と奇声を発しながら耳ピアスがナイフを振り回しながら駆けだしてきた。


 デタラメなナイフの軌跡きせきが俺の肩口へと迫る。


 そして耳ピアスのナイフが俺の身体を袈裟けさ切り……にする寸前で身体を半歩ズラし、紙一重で避ける。


 俺を斬ったと思ったのか、身体を硬直させる耳ピアス。


 その驚きに満ち溢れている潤った横っ面を右の回し蹴りで陥没させる。


 ベキベキッ、と嫌な音をたてる耳ピアスの顔面。


 そんなことお構いなしに俺は右足を振り抜く。


 耳ピアスは真横に1回転しながら、投げ捨てられた人形のように地面をバウンドし吹き飛んでいった。


 間髪入れずに突っ込んできた金髪頭のナイフの刃先が、俺の剥き出しの腹部へ刺さる。


 よりも早く、俺は左足を蹴り上げ、ナイフを持っていた手を真上へと跳ね上げた。


 よほど強く握っていたのか、金髪頭の右腕は天高く真上に伸び、奴の無防備な顔面だけがすぐ近くにあった。



「はへっ? へっ?」

「よしっ、じゃあ歯ぁ食いしばれよ? ……ロケットパンチ、行くぞ?」



 全身のバネというバネを酷使し、右足を加速させた一撃。


 鋼鉄の槍と化した俺の右足から、肉を切り裂き顎を砕く感触が頭の先からつま先まで駆け巡る。


 何とも嫌な感触と共に、人体が発してはいけない音を立てながら吹き飛んで行く金髪頭。


 そのまま金髪頭の身体は数秒間ほど滑空し、緩やかな弧を描きながら、茂みの中へと落ちていった。


 野郎が落ちた茂みを見つめながら古羊が、



「……それパンチじゃないよ?」

「がふぅっ!? ろ、ロケットも関係ねぇじゃねぇか……クソが」



 と悪態をいたのを最後に、ピクリとも動かなく金髪頭。


 野郎共が全員完全に動かなくなったことを確認し、俺はようやく安堵の吐息を溢した。



「失礼だな、キチンとロケットパンチだっただろうが。その証拠にホラ、ちゃんとロケットのように吹き飛んで行っただろう? ……おまえの身体が」

「ろ、ロケットってそういう意味だったの?」



 俺の上着を胸元できながら、困惑したようにそう呟く古羊。


 どんな時でもツッコミスピリットを忘れない白ギャルの方へ振り返る。



「そんじゃま改めて、大丈夫だったか古羊?」

「う、うん。ちょっと脇腹が痛いけど、大丈夫。あ、ありがとうオオカミく――ふぇっ!?」



 古羊の容体を確認しようと声をかけた瞬間、何故か顔を真っ赤にして固まるなんちゃってギャル。


 その視線は俺の下半身をロックオン・ストラトス。


 もしかしたら俺の美貌に酔いしれているのかもしれない。


 ほんと罪な男でごめんね?


 と、心の中で謝っていると、雑木林の奥から元気、アマゾン、羊飼の声が響いてきた。



「おーい相棒ぅ? 古羊はんは見つかった、か……あぁっ?」

「おいおい大神おまえおいおいおいおいっ!? ソレは流石に洒落になんねぇぞ!?」

「お、大神くん……アナタ正気ですかっ!?」

「??? どうしたおまえら?」



 雑木林の奥から姿を現した3人が、何故か俺の姿を視認するなり一斉に色めきだった。


 なんでコイツらこんなに慌てているんだ?


 はて? と首を傾げていると、国道の方から2台のパトカーがコッチに向かってやってくるのが見えた。



「まったく、今頃来ても遅いというのに。相変わらずポリスメンはクライマックスの後に駆けつけて来やがる。ちゃんと仕事はして欲しいもんだ」

「お、オオカミくん。あ、あのね? そのぅ、言いにくいだけどね……?」

「大丈夫だぞ古羊。全部俺に任せとけ。こういうのはイケてる大人の男同士の方が話が早いモンだ――出迎えご苦労さまですっ! 公僕の皆さま!」

「いやオオカミくん……ち、違うよぉ。そういう意味じゃなくてね? 今オオカミくん、裸ん坊で、あっ――」



 と何か言いかけていた古羊を無視し、国家の犬どもをお出迎えするべく両手を広げて、奴らのもとまで歩き出す俺。



 瞬間、パトカーからりてきた警官たちがギョッ!? と目を見開き、色めきたったように俺に向かって拳銃を引き抜いた――って、えぇっ!?



「待て待て待て待て!? 何故拳銃を引き抜くマッポの諸君!? 俺は加害者じゃないぞ!?」



 真っ直ぐ銃口を俺に向けて構える国家権力に、もはや格好つけている余裕もなく、慌てて口をひらく。


 が、どういうワケか俺が1歩近づくたびに、マッポたちの警戒度が跳ね上がっているような気がしてならない。



「う、動くなっ!? そ、ソレ以上動いたら撃つぞ!? こ、これは警告だ!」

「お、おいおい何をトチ狂ってるんだおまえらは!? よく見ろ、俺はこの通り何も持ってない善良な一般市民だぞ!?」

「う、嘘をつけ! おまえとんでもねぇもマグナムをぶら下げているじゃねぇか!」

「うん? マグナム? ぶら下げてる?」



 何を言っているんだこのマッポは?


 と、俺が眉をしかめていると、拳銃を構えていた警官の1人が無線に向かって大声で喋っていた。



「ほ、本部、本部! 至急連絡! 森実市駅前近くの雑木林にてその……か、完全武装した全裸が女子生徒を襲おうとしています! 至急応援を!」

『完全武装した全裸だと? どういう意味だ? 詳しく説明せよ!』

「つ、つまり――あっ! バカ止まれ! コッチに来るなっ! し、進撃ですっ! 進撃の巨チ●ですっ!」

『し、進撃の巨チ●だと? もっと詳しく説明せよっ!』

「な、なんと言えばいいのか……その、す、すごく……大きいです……っ!」

『はぁっ!?』



 と無線から間の抜けた声が鼓膜を貫く中、俺は自分の身体を見下ろし某メガネの少年探偵のように「そういうことか!?」と全てを悟った顔を浮かべていた。


 そうっ、俺はあられもない姿になった古羊に紳士らしく上着を被せ、上半身裸のままあの金髪頭たちと対峙した。


 その過程で耳ピアスのデタラメに振り回したナイフがこうスパッ! と良い感じでパンツまで切り込みを入れたあげく、上段回し蹴りなんて股を大きく開く技を決めたモンだからさぁ大変っ!


 あと少しの衝撃でズボンとパンツがお釈迦しゃかになってしまう状況を作り上げてしまったワケなのよね。


 そこへ『トドメだっ!』と言わんばかりに、全身のバネというバネを使った蹴り技を金髪頭に放り込んだ瞬間、ビリッ! と嫌な音を立てながらズボンとパンツがキャスト・オフ。


 結果、生まれたままシロウ・オオカミがココに爆☆誕。


 そのまま靴下に革靴という紳士スタイルで、野生解放したまま古羊のもとへ近づいたあげく、両手を広げて笑顔で警察官に接近していくというこの世の終わりのような光景が広がっているという有様だ。


 彼女たちが一体どのような絶景を目撃したのかは……もはや語るまでもないだろう。


 ふと背後へと振り返ると、そこにはヘンゼルとグレーテルよろしく俺のパンツとズボンがポツンと落ちていた。


 さらにその後ろでは、顔を真っ赤に染めた古羊と完全にドン引きしながら俺の大臀筋だいでんきんを遠巻きに眺める羊飼たちが居て……おやおやぁ?


 じゃあナニかね?


 俺は『大丈夫だったか古羊?』とかキメ顔で言っている段階で、すでに全裸だったのか?


 おいおい……神々しいにもほどがあるぞ?


 俺は一体どこの神々の民だ?


 というか全裸のまま何食わぬ顔でJKに近寄ったあげく『大丈夫だったか?』とか……コイツは中々に凶悪な変態である。もう村人が裸足で逃げ出すレベルだろう。


 何なら貞操の危機さえある。


 俺なら黙って通報している。



「ど、どうしてこんなことに――うぉっ!? な、何をするおまえら!?」

「えぇい、大人しくしろ!」



 俺の肩を乱暴に抱いていたマッポが叫ぶ。


 気がつくとマッポたちが俺の身体を取り押さえようと全身を使って抱き着いてきていた。


 俺は腰、足、腕にしがみついていたマッポを振り払おうと力を籠めるが、マッポも「負けてたまるかぁ!」と言わんばかりに踏ん張る。メッチャ踏ん張るっ! ドチャクソ踏ん張るっ!


 そのまま全裸の俺をズルズルと引きずりながら、パトカーに押し込めようとして――ってぇ!? おいおいおいおいっ!?



「ち、違う違う!? 俺は何もしていない! 何もしていないんだ!?」

「変態はみな同じことを言う! さぁ来い!」

「いやほんとに何もしてないんだって!? 同級生のピンチに颯爽と駆けつけただけでその……た、逮捕は嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

「くぅっ、何て力だ!? 数人がかりで押さえ込んでいるというのに、ビクともしないぞ!?」

「諦めるな! 全員、持てる力の全てを絞りだせ! おれ達の肩に世界の……いや1人の女の子の未来がかかっていると思えっ!」

「「「「はいっ!」」」」

「よしっ、イクぞっ!」

「「「「ハァァァァァァァァァッ!!」」」」

「逮捕は嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」



 知的でクールなナイスガイと警官たちの魂の叫びが共鳴し、ヘッポコな形をしたお月様へと吸い込まれて消えていく。


 そんなおとこ達の魂のぶつかり合いを遠巻きに眺めていた古羊たちのドン引きしたような声音が俺の肌を叩いた。



「お、オオカミくんっ!? あ、あわわっ!? あわわっ!?」

「……わたしは今、一体ナニを見せられているんですか?」

「ちっちゃい頃からエロガキで、いつの間にやら変態に、そして今では犯罪者……か。流石は相棒やっ!」

「あぁっ、オレたちに出来ないことを平然とやってのける……まさにたぐいまれなる才能に裏付けされた神の御業みわざとしか思えない所業だ。同じ男として尊敬するぜ」

「いや言ってないで助け――うわぁぁぁぁぁっっっ!?!?」



 気がつくと俺は古羊たちをその場に残し、全裸のままパトカーの後部座席に押し込まれていた。






 そして……。

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