私は満月を見ると「あれは空に浮かぶ鏡のようだな。アイツもどこかでこの月を見上げていたりしないだろうか」なんて事を思います。
離れてはいても、日本国内同士とかなら、月にそんな思いを馳せる事ができますが、そうですね、遠い異国の地であれば同じ時間に夜が訪れるとは限りませんからね。
それで、天の川ですか。ロマンティックな気もしますし、自分も敵も同僚も、誰もがいつ星になってしまうか分からない……殺したり殺されたりするところにこれから自分は赴くのだという覚悟があるようにも見て取れます。メメントモリの覚悟がこの二人にはあったのだ、と。「オレもあの中の星の一つになるかもしれない」と。
私自身もやっぱり、大切な人が蹂躙されるよりはと戦地に向かう人間であろうと思います。でも、そこに至るまでの折衝の中で、言葉を使って戦争という最悪を回避しなくちゃいけないとも思っています。
言葉を紡ぐ難しさ、思っている事の100%を伝えきる難しさは、小説を書くと痛感しますよね。ですから、我々カク側の人間は言葉足らずな誰かの表現をも理解しようと頑張ったりします。
世界中の全ての人が小説を書けば平和に近づく……そんな事もあるのかな。そして、多言語学習と多文化理解も必要かな。そんな事を思わされました。
ステキな作品を読ませて頂きまして、ありがとうございます。
作者からの返信
月や星は私も時々見上げます。
でも天の川って意識して見上げようと思うのって七夕ぐらいかな、と考えていて、そういえば南半球でも変わらず見えるんだったと思い出し、この話ができました。
幸いにして今、そのような状況には私達の国はないようですが、ほんの数十年前にはその覚悟を決めた人たちが、それこそ天の川の星の数ほどいらっしゃったんですよね。そしてそれが日常だった。
私はそういうもしもの時が自分に来たとしたならば、多分行ってしまうんだろうなと思います。そういうのって後になって「そういう道もあったのか」と思えたとしても、そのカラー一色の中ではなかなか他の道を選ぶということはできないのかも知れません。
本当に書くことの難しさを感じますね。
好きで書いていることですが、もしかすると自分が書いた文章で何かを思う人がいるかも知れない。「ペンは剣よりも強し」と言いますが、時に剣よりも危険ということでもあると思います。
せめて書いたことが対立より平和のきっかけになりますように。
そういう意識で書いていきたいものだと思いました。
丁寧なコメントをありがとうございます。
優しいお話だな……しっとり
(⌒‐⌒)健気~✨
ん?( ゚A゚ )
セイジュンハ?
ソ、ソ、ソ、ソウダネ
作者からの返信
ありがとうございます、切ない話ですが、どちらも優しい人なのでずっと祈りが続いているのかも知れません。
ええ、セイジュンハですよ、せいじゅんは、清純派、ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!