ph120 新たな協力者

「おい、起きろ」

「うぐっ」


 渡守くんに軽く蹴られ、飛んでいた意識が戻る。目を開けると瓦礫の壁に囲まれた天井が見えた。ここはネオ東京都内にある廃ビルの一角。横を向くと、気だるそうに両手をポケットに突っ込んでいる渡守くんの姿があった。


「……もうちょっと優しく起こしてくれませんか?私、女の子ですよ。一応」

「あ゛あん?知るかよ……面倒臭ェな……サチコちゃんはァ、優しィくお目覚めのキスでもすりゃァご満足なんですかァ?」

「それ、本気で言ってます?」

「ンなわけねェだろ、はっ倒すぞ」

「もう倒れてます」


 ズキズキと全身が痛むが、動けない程ではない。渡守くんからのキスとか鳥肌ものだなと、失礼な事を考えながら起き上がった。


「私、どれぐらい寝てました?」

「5分」

「なるほど」


 渡守くんと大気のマナを操る訓練を始めて6日目。順調かと言われれば、正直微妙である。


 この練習で知れた事は、大気のマナを操る量ではなく、操る時間によって反動が来る事だけだった。5秒だけならどんなに操っても平気だが、それ以上だと吐血する。そして、一度操ると1時間以上間を空けなければ使えない。


 そうか、5秒か。私は5秒だけ扱えるのか、大気のマナ……って、少なすぎるわ!!5秒って何だよ!せめて10秒!!も、意味ないな……私はバトル漫画の住人じゃないんだぞ!?5秒で何が出来るってんだ!!せめて5分とかにしてよ!!


 6日間先輩の目を盗んで訓練してるけど、一向に秒数が伸びない……何これ絶望しかないんですけど。


「おら、食え」


 私が頭を抱えながら唸っていると、渡守くんから赤い何かを投げられた。受け取ると柘榴の実らしき物だった。


「何ですか?これ」

「ん」


 渡守くんが1枚のカードを見せる。冥界属性の道具カードだった。冥界の果実と書かれたそのカードは、体力を2回復させる効果を持つようだ。


「そういうカード、持ってたんですね。意外です」

「テメェがバッタンバッタン倒れるからだろォが!!」

「それは、お気遣いありがとうございます……ですが、わざわざ用意して頂かなくとも、私のがありますよ?」


 これは、アイギスに入ってから知った事実だが、カードの魔法は実際の傷も治せるらしい。あくまでも外傷のみで病気とかは治せないのだが、大気のマナを操る反動は外傷による内臓損傷の類いに近い。軽い反動ならカードの力で治せる為、私が倒れた時は、私がサブデッキの中に用意していた回復系の闇属性のカードを渡守くんに使ってもらっていたのだ。


「自分のカードのが使いやすいんだよ」

「そういうモノですかね?」

「天才様には分からねェってかァ?」

「そういう訳では……」

「つゥかさっさと食えや、いつまで待たせんだ」

「あ、はい。すみません、いただきます」


 冥界の果実を一口食べると、果汁の甘さと爽やかな酸味が口の中で広がる。体内の痛みも薄れていき、食べ終わる頃には完全に回復していた。


「……カードの力って便利ですね」

「ンなの今更だろ。食ったんなら立て、マッチすんぞ」


 渡守くんがMDマッチデバイスを構える。私も彼とマッチする為に向かい合うように対峙した。


 このマッチは訓練の合間の恒例行事となりつつある。渡守くんとのマッチは、彼の鬱憤を晴らす為の1回だけのつもりだったのだが、そうはいかない理由ができた。


 それは、彼のマナを白くする為に必要だと判断したからだ。マナ操作の訓練の際に、交換条件であった渡守くんのマナを白くする事が出来るかの確認でマナの循環を行ったのだが、結果としては出来なかった。何度挑戦しても上手くいかなくて、原因を追求したところ、私と渡守くんの間に信頼関係が全くない事が原因なのではないかという結論に至ったのだ。


 ユカリちゃんのマナを白く浄化してくれと頼まれた時、天眼家の御当主様はユカリちゃんに信頼されている私なら浄化できるかもしれないと言った。だから、渡守くんのマナを白くするには彼からの信頼が必要だと考えた。渡守くんは物凄く嫌そうな顔をしていたが、テメェをボロ雑巾にしたらァ、ちったァ信用すっかもなァ?と謎の上から目線で言われたので、じゃあ訓練する度にマッチしようぜって事になったのだ。


「いい加減、少しぐらい信用して下さいよ」

「ざけんな。そもそも俺ァテメェが嫌ェなんだよ。なのにンな面倒な事に付き合ってやってんだ。サンドバックぐれェなりやがれ」

「そんなつれない事言わず。マブダチになりましょう。開くなら今ですよ、心の扉」

「殺意の扉しか開かねェわ」

「建て付け悪すぎません?」


 渡守くんのMDマッチデバイスが輝く。バトルフィールドが展開され、道のりは長そうだなと諦め半分で私も構えた。


「また負けて不機嫌になるのはやめて下さいね、面倒なんで」

「あ゛あ゛!?昨日勝ったのは俺だろォが!!」

「勝ち越してるのは私です」

「ブチのめす!!」


 渡守くんがフレースヴェルグとヴェルズフェルニルを召喚した。私も影法師と影鬼を召喚しようとしたタイミングで鳴り響くコールオン。無言でお互いを見合い、自身のMDマッチデバイスを確認すると、私の方に着信が来ていた。


「……私ですね」

「ちゃんと切っとけや!マナー違反だろォが!」

「それは、すみません」


 ……渡守くんって、意外とこういうルールは守るんだよな。いや、私が悪いんだけど……。そう思いながら画面を操作すると、五金総帥という文字が表示された。


「……総帥から、ですね」


 総帥と聞いて、渡守くんは構えていたMDマッチデバイスを素直に下げる。私も仕事の電話かと思い慌てて通話をオンにした。


「影薄です。いかがなさいましたか?」

『……息災か?』

「あ、はい。元気です」

『ならばいい。……件のカードについて伝達したい事がある。至急私の執務室まで来たまえ。そこにいる渡守センもな……要件は以上だ』


 返事をする間もなく一方的に通信を切られ、総帥らしい無駄のない連絡だなと思いながら渡守くんを見た。


「だそうですよ」

「チッ……」

「何だぁ?殺んねぇのかぁ?」


 フレースヴェルグが残念そうに地面に降り立つのを見ながら、丁度いいし送ってもらおうと、しれっとその背中に乗った。すると、渡守くんがこれでもかと目を吊り上げ、私に怒鳴る。


「何勝手に乗ってんだテメェ!!」

「いいじゃないですか。目的地は一緒なんですから。ね?ヴェルグさん」

「おー、全然いいぜぇ?俺様嬢ちゃん好きだし」

「私もヴェルグさんのこと好きですよ。やだ、両想いだったんですね、私達」

「ヒャハハハッ!そりゃぁ良いこと聞いたなぁ!!挙式はいつにすっかぁ!」

「ヴェルグ!!テメッ……あ゛あ゛!もう、クソが!!」


 渡守くんとはそんなにだが、この6日間で私とヴェルグさんはかなり仲良くなった。主に渡守くんを弄る方向で。これもいつもの悪ノリで、渡守くんはまた始まったと言わんばかりに自身の頭をガシガシと掻いた。そして、渡守くんは私達の相手が面倒になったのか、疲れたわと呟きながらヴェルグさんの背中に乗る。ヴェルグさんにアイギス本部まで飛ぶように指示を出し、両腕を組みながら話しかけるなと言わんばかりに寝転んだ。












 ヴェルグさんの背中に乗ること数分。あっという間にアイギス本部に着いた。空飛べる精霊がいるの本当に羨ましい。……影法師から乗り換えるつもりはないが、モンスターカードだけでも手に入れたいものである。


「ヴェルグさん、ありがとうございます。助かりました」

「愛するハニーの為だからなぁ、お安いご用だ」

「さすがダーリン。頼りになります」

「……テメェ等、そのノリ、あのイカれた坊ちゃんの前では絶対ェやんなよ」


 分かってますよ。


 念を押すように見られ、その視線を流しながらカードに戻るヴェルグさんに軽く手を振っていると、渡守くんが人差し指を私に向けながら口を開いた。


「いいか?とばっちりは全部俺にくんだからな!?俺ァあの化け物と関わんのだけァごめんだ!!同じ空間にいんのも嫌だってェのに……」

「……渡守くんって、本当に先輩の事ダメですよね。私が関わるとちょっとアレですけど。何もしなければ無害ですよ……多分」


 私の療養中、学園でタイヨウくん達と会った時に先輩と上手くやれてるかと聞いたのだが、タイヨウくんは勿論だと笑顔で頷いた。心配だったヒョウガくんとの諍いも、特段問題はなかったそうだ。これはヒョウガくん本人からも確認している。タイヨウくんはアグリッドの関係で先輩と組む事はないが、ヒョウガくんは任務で2回ほど組む事があり、そのどちらも滞りなく終わったそうだ。……まぁ、そもそも会話らしい会話はなく、業務連絡のみで淡々と任務をこなしていた為、喧嘩に発展する事はなかったらしい。今思えば、私が知る中では先輩がヒョウガくんに突っかかるのって全て私が関係していた気がする……いや、ほんと……マジで申し訳ない。


「テメェは分かんねェのか、奴の異常性が」

「異常性って……先輩の黒いマナの事ですか?確かに、先輩のマナは普通のマナよりもドス黒いですがーー」

「そんなんじゃねェ……」


 渡守くんは歩き出した。私を追い越し、正面玄関の方へと向かう。


「俺ァなんでアレが、人の姿を保ってんのか分かんねェよ」

「それは、どういう……」

「さァな……テメェで考えろ」
















 渡守くんと少し時間をずらしてアイギス本部の中の、五金総帥の執務室に入る。執務室には、タイヨウくん達3人とクロガネ先輩、渡守くんとユカリちゃん、エンラくんとアボウくんとラセツくんがいた。五金総帥は威圧感を放ちながら座っており、その後ろにケイ先生が控えている。


「全員揃ったな、刺刀」

「はい」


 ケイ先生は柔和な笑みを浮かべながら、一歩前に出る。


「みんな、集まってくれてありがとう。サチコちゃんも、療養中なのにごめんね」

「いえ、お構いなく」

「そう言ってもらえると助かるよ。さっそくだけど、本題に入るね」


 ケイ先生は複数の電子画面を空中に表示させる。


「例の黒いマナを纏った精霊に関する件についてだけど、カードを調べる内に、サタンと同じレベル5の精霊で魔王属性を持っている事が分かったんだ……精霊かれらはサタンと同類と見ていいだろう」

「同類とはつまり?」


 私が尋ねると、ケイ先生の視線が向けられた。


「簡単に言うなら……1柱でネオアースを滅ぼす程度の力を持っていると言う事だよ」


 1柱で!?そんな……サタンと同等かそれ以上の力を持っている可能性があるとは聞いていたが、そこまで危険とは……。


「更に、精霊かれらは自身のマナを隠し、人間に擬態する能力を有している……非常に厄介だ。精霊界にいた時の様に精霊の力を使っていたら判別できるかも知れないが……本気で人間界に潜伏されたら、僕達に精霊かれらを見つける術はない」


 はぁ!?そんなん、絶望的すぎんか!?個体数も把握できてないのに、そんな奴らが人間界にウジャウジャいるとか……考えたくもない。


「でも、手がかりがない訳ではない。これを見てくれ」


 ケイ先生が宙に浮いている電子画面で謎の石板を表示させた。


「君達の調査のおかげで、精霊界であの精霊が潜伏していたであろう場所の座標が特定出来たんだ。それで、探索部隊に調べてもらった結果、これを見つける事ができた。この石板には、件の魔王属性の精霊についての情報が書かれている」


 石板には7体の怪物が描かれ、その周囲によく分からない文字のような物が刻まれていた。


「描かれていた精霊達は七大魔王ヴェンディダードと呼ばれているらしい。その名の通り、とある7柱の魔王属性の精霊の総称のようだ。この石板によると、君達が出会ったのはザリチュと言う渇きの魔王とタルウィという熱の魔王だね。この2柱は必ずペアで行動する習性があるみたいだ」


 私たちが戦ったであろうタルウィとザリチュの姿が映される。しかし、私の知らない姿をしていた。どうやって映像を入手したのか分からないが、私が穴の中に落ちていた時に、タイヨウくん達が対峙していた時の姿のようだった。


「これで精霊の個体数は把握できた。後は特定するだけだ」


 7柱か……。想像よりも少なくて安心したが、それでも7柱もネオアースを滅ぼせる存在がいると考えると、多く感じる。


「事態を重く受け止めたサモンマッチ協会の判断により、この件はサモンユニオンとアイギスが合同で捜査する事になった」

「それはっ!」


 シロガネくんがケイ先生の言葉を遮るように身を乗り出す。


「ローズクロス家も関わると言う事ですか!?」


 サモンユニオン、通称ユニオンはサモンマッチ協会公認のサモナー犯罪対策組織だ。五金財閥が設立したサモナー犯罪対策特別自警団体アイギスとは違い、全ての財閥関係者が関わっている。ローズクロス家も関わるのは必然だろう。


「奴らがダビデル島で何をしたかっ!!……ローズクロスなんて、あんな奴ら信用できません!!」

「その通りだよ。でも、証拠がない。それに、彼等の技術力が必要なのも事実だ」

「!!」


 シロガネくんは悔しそうに俯く。


 ……シロガネくんの懸念は分からなくもないが、サモンマッチ協会は三大財閥が支えているとはいえ、全ての取り組みを三大財閥の当主のみが行なっている訳ではない。財閥以外の幹部もいるだろうし、証拠もなくそういった我を通す事はできないだろう。


「案ずるな、総監督は私だ」


 不穏な空気に包まれた空間に、五金総帥の凜とした声が響く。


「奴らが何を企もうが問題はない、私がいる」

「父上……」


 彼の一声でみんなの不安が一瞬で吹き飛んだ。……五金総帥のこういうとこ、本当に凄いよなぁ。人の上に立つ器というか何というか……父親としてはアレだけど。


「建前ではあるが協力関係になった以上、ローズクロス家の者も捜査に加える事となった。今日はその顔合わせも兼ねている……田中、連れて来い」

「かしこまりました」


 いつもの様に気配を消しながら現れた田中さんは、音もなく部屋から出ていく。


 相変わらず、あの人も凄いよね。五金家って超人しかいないんだろうな……って、ちょっと待て、総帥今なんて言った?


「父上!?今から来るのですか!?ローズクロス家の奴が!?」

「そうだ」

「何だと!?貴様、何を考えて……」


 突然、ローズクロス家の者が来ると聞いて慌てるシロガネくんとヒョウガくん。渡守くんとユカリちゃんは興味なさげにしており、アボウくん達は何か問題あんのか?と首を傾げていた。


 ……そうだよなぁ。タイヨウくん達と違って、アボウくん達はサタンの事件とローズクロス家の関係について詳しく知っている訳じゃないし、渡守くん達は……うん。まぁ、ね?


「サチコ」

「!?せ、んぱい?」


 私がみんなの反応を見ていると、至近距離から先輩の声が聞こえた。そのあまりの近さに驚き、小さく肩が揺れた。


 び、びっくりした……いつの間に隣に来てたんだ先輩。真面目に気配を消すのはやめてくれ、怖いから。


「俺から離れんなよ」

「あ、はい」


 私を守ろうとしてくれているのか、先輩は扉から入って来た人物に私の姿が見えないように立った。そのまま手を握られ、反射的に握り返そうとした瞬間、渡守くんの言葉を思い出す。


 ー俺ァなんでアレが、人の姿を保ってんのか分かんねェよー


「サチコ?」

「あ、いえ……」


 変な事を考えるな。先輩は先輩だ。激重感情持ちで独占欲も凄くてちょっと常識という名のネジが吹き飛んでるアレな人だけれども大事な友人だ。私が一番辛い時に側にいてくれた大事な……大切な、友人なんだ。私が信じないでどうする。


 自身の嫌な考えを振り払い、先輩の手を握り返した。


「ありがとうございます、先輩」

「おう!」


 多分、渡守くんは先輩に流れる黒いマナを感じてそう言っただけだろう。先輩のマナのどす黒さも、その膨大さも、循環した私がよく知っている。黒いマナは精神を蝕む。それは、先天的にとはいえ黒いマナを持っている先輩も同様だろう。五金総帥が言っていた薄氷の上を歩いているようなモノというのも、今なら理解できる。あんなマナに精神を蝕まれたら先輩がどうなるかなんて、想像したくない。少し感じただけでも頭がおかしくなりそうだった。あんなのが暴走したら……きっと、先輩は……でも、だからこそ彼のマナが暴走した時は、私が抑えるんだ。大切な友人を失わない為に、先輩に間違いを起こさせないように全力で止めてみせる。


 天眼家の一件で要領は掴めた。後は大気のマナを完璧に操れるようにならないと。私が強くなる為にとか、七大魔王ヴェンディダード対策に必要な事もあるが、先輩のあのマナも……今の私の力だけで抑えられる自信はない。いや、先輩の膨大なマナに対し、私のマナだけでは不可能だ。だから私には大気のマナが必要なんだ。無尽蔵にある大気のマナさえ操ることが出来れば、先輩のマナに対抗できるから。


 早く、ちゃんとモノにしないと……そう決意を高めながら待っていると、田中さんが戻ってきた。どうやらローズクロス家からの協力者を連れて来たようだ。一体どんな人物が来たのだろうかと緊張していると、女の子の高笑いが聞こえた。


「おーっほっほっほっほっほっ!おーっほっほっほっほっほっほっ!おーっほっほっほっほっほっほっ!」


 長いな、いつまで笑うつもりだこの人。


「おーっほっほっほっほっ!おーっほっほっげほっごほっごほっ!」


 あぁ、言わんこっちゃ……何だ、このデジャブ感は。なんか前にもこんな事があった気がするぞ。もしかして、ローズクロス家からの協力者って……。


「こほんっ……失礼いたしましたわ」


 現れたのは、典型的な金髪ドリルの髪型をしたお嬢様だった。私とタイヨウくんとヒョウガくんはその知った顔の人物の登場に驚く。


「この宝船アスカが捜査に協力する限り!解決できない事件はなくってよ!おーっほっほっほっほっ!おーっほっほっほっほっほっ!!」


 SSSCにて出会った宝船アスカちゃんが、扇子を片手に高笑いを上げながら立っていた。



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