第28話ガンマナイフという治療

2008-09-04 23:40:28


放射線治療の病院へ、父を連れて行ってきました。そして、今夜は一泊だけ自宅へ戻っています。


 今日は、紹介状や頭部の写真を渡して、治療についてのお話を聞き、治療日程を決めるのが目的でした。

放射線治療の病院は、自宅から二時間半。かかりつけの病院からは、一時間半かかります。


 手術間もない父が行くにはちょっと遠いのですが、この程度の距離に、治療していただける病院があるのは、幸いとも言えるかもしれません。


 目的は脳にある癌の再発防止。もしくは、万が一再発したとしても

進行を遅らせることが目的になります。


 本来ならば、手術後は、一ヶ月程度経ってじゅうぶん回復してからするものらしいのですが、父の場合は、前の手術の例もあって、進行がとても早いので、できるだけ早めにしましょうと、配慮していただきました。


 ガンマナイフの治療の、身体へのダメージはかなり少ないとのことで、アメリカなどでは日帰りでの治療をしているらしいです。


 日本の場合は、治療日をはさんで三日間ということ。入院して検査などをし、翌日治療、その次の日に退院、という予定になるそうです。


 現在の父の状態は、だいぶ回復はしてきましたが、左後頭部を手術しているため、

右の視力が無くなっているのと、右半身が動きにくくなっています。


 今のところまだ、支えがないと歩くのが困難。毎日リハビリをしていただいているので、徐々に回復するのではないかと期待しています。


 言葉が出にくいのもまた続いていますが、以前よりはかなり意味の通る会話ができています。

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