平崎兄妹編※序盤はシリアス展開あり

歪な兄妹関係

 ふぅ、今日も疲れたな。さっさと制服脱ぎたい…。


俺は帰宅してすぐ、自室に向かう。



自室の扉を開けたら、双子の妹のりんが着替えている途中だった。


「あっ…」

凛は恥ずかしそうに声を出したが、俺を拒んでいない。過去の調教のおかげだな。


俺は気にせず部屋に入り、凛の着替えを凝視することにした。

着替えている女が、目の前にいるんだぞ? 観るに決まっているだろう。


こんな関係が普通ではないのはわかっている。

そうなった原因は、1つの部屋を共有して使っているに他ならない。



 この家は、部屋が2つしかないから超狭い。

その内の1つは、両親が共有して使っている。


両親は生まれてくる子供に、使われていない一部屋を与えるつもりだった。

だが、双子が生まれるという予想外のことが起きてしまう。


なので、双子に一部屋を共有して使ってもらうしか手がなかったのだ。



子供の時の俺は、共有に不満を抱いていた。

当然だろう。普通の部屋を半分にするんだから、物を置けるスペースが少ない。


狭すぎて友達も呼べない。当時はよくイライラしたものだ。


しかし今は違う。部屋を共有、かつ狭いことは、凛の逃げ場がないことになる。

調教するのに向いていると思わないか? この部屋ほど最適な場所はないだろう。



超狭い家に住んでいるが、貧乏とは思えない。

欲しいものは大体買ってもらえたし、私立高校に通わせてもらっている。


あくまで俺の予想だが、両親は家に関心がないのではないか?

もしくは、という遠回しのメッセージかもな。



 凛は今こそ俺に従順だが、以前は生意気だった。


産まれた順がわずかに俺のほうが早いので、俺が双子の兄になったが

凛は何度も偉そうに命令してくるし、ワガママも言いたい放題。


大人しくさせるにはどうすれば良いかを、ずっと考えていた。



小5のある時。我慢の限界に達した俺は、凛をベッドに押し倒し

無理やりってしまった。


凛は「痛い! 止めて!!」と泣きながら嫌がった。

原因は、お前がわがままだからだ。反省しろよ。


嫌がる凛を無視し続けた結果、彼女は満足気な表情になって堕ちた。

あれ以降、凛は俺に逆らったことはない。逆に従順になり過ぎてる気がする…。



 凛が着替え終わったので、俺も着替えるか…。

俺達は現在高2だ。高2の体って、大人と大差ないよな?


先程の凛の体を思い出し、ムラムラする俺。



着替え終わった後、俺は宿題中であろう凛に声をかける。


「おい。凛」


「何?」


「さっきのお前の着替えを観たらムラムラしてきてな。抜いてくれよ」


「わかった…」


凛は俺のパンツを脱がし、しゃぶりだした。



従順なのは良いが、なんか物足りないな…。


昔のように、生意気になっても良いんだぜ?

屈服させる楽しみが増えるってもんだ。



こんな凛が、あることをきっかけに俺に反抗することになる…。

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