第26話 森下さんの誕生パーティー??

 今日は森下さんの誕生日だ。放課後に一度家に帰ってそれから森下さんの家に6時に集合となっていた。僕はいつもの如く早く家を出た。


 そして僕は家に着いた。森下さんの家は言うと周りの家と比べると大きい家でちょっとお高そうだった。


「ピンポーン」


 僕がインターホンけかを押し、いつもの音が鳴り響く。


?「はーい」


悠「あ、北村です!」


澪「あ、ちょっと待っててね〜」


 その声と共に


「ぶちっ」


 インターホンの切れた音が聞こえた。


 そして数秒後に森下さんが出てきた。


澪「はい! どうそ!」

 

 そう言って中に入るように促す。


悠「じゃあ、お邪魔します」


 そう言って入る。


澪「と言うか北村君、相変わらず早いねー!」


 そう、また早めに着いてしまった。今日は15分前。まだ許容範囲? だろうか。


悠「まあ、早めに着くように心がけてるからねー」


 僕はただ遅れてみんなに迷惑をかけるのが嫌なだけだ。


澪「なるほどねー、まあそれは良い心がけだ!遅れるよりかは数百倍良い!」


 実際お互い前の打ち上げの時には普通に15分前ぐらいにきていた。だから僕から森下さんもわかることがあるのだろう。


 そんな事を話していると


「ピンポーン」


 5分前になったところでこの音が響いた。


澪「はーい」


光「どうも、大倉です」


澪「光君! ちょっと待っててね! すぐ行く!」


 (明らかに反応が違う)僕はそんな事を思い少し悲しんでいると森下さんが光を連れてやってきた。


悠「よおー、光」


 僕はいつも通りの挨拶をする。


光「よぉ〜! てか悠、いつも通り早いな!」


 (もう5分前なんだから光はもっと早く来ようね?)僕はそんな事を思ったがそう言えば天野が遅い。


 (何かあったのだろうか?)僕はそんな事を考えながら過ごしている。何か話しかけられていたが軽い相槌を打ち流した。


 とうとう集合時間。まだ現れない。


 5分後。まだ来ない。僕はメールアプリで「まだ?あまの」と言うメッセージを送った。


 10分後。まだ来ない。そろそろ心配になってきた。(何かあったのかもしれないし、後5分経ってこなかったら探しに行こうと密かに思っていた)


 15分後。流石に何かあったに違いないと思った僕らは天野を探しに行くことになった。僕の予想では(迷子になっている)そんなオチな気がするが、本当に誘拐とかされていたら困るし、ちゃんと探すべきだろう。どこら辺を探すか、そして集合時間をある程度設定し、


悠「それじゃあみんな探しに行こうか」


「「うん!!」」


 と言うことで僕らは天野探しを始めるのであった。

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