第102話 滴声の僕ら

とても良い 褒められ、慣れぬ吾輩に子猫が一度、愛を叫んだ



滴声の僕らはいつも、夢、語る 上手くいかない人生行路



月夜蟹 僕の意のまま空想はいつの間にか、文豪となれぬ



どこまでも夢幻空華の僕の詩 完結編の進まぬ隘路



このままね、焦る夜焦る浮き橋に誰も褒めぬ君の商品


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