花野に血潮
第100話 睥睨少年
このままね、死ねたら秋思誰か、来て 報いを持たぬ僕の尚早
報われぬ僕への賛歌星花火 睥睨少年の哀憐零れ
真砂あり君の心に託せ、夜 星月夜に星花火跳べ
僕のため星羅雲布も夢もまた、さよならさえも君に言えない
凡愚だと言われ、落ちる星の愛 お守りみたいに仕舞う悔しさ
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