第63話 星の涙の愛好家

死にたい、と生まれてこなければ良かった、と太宰も驚く台詞を



死を詠めばいつかは、星の詩へと変わるとき 少年詩編に加える希望



挽歌とは夜の底に沈むとき 評価されても、されなくてもいい



心さえ開かぬ扉よ、ゲド戦記 夕闇少年孤独な少女



夏の暮 星の涙の愛好家 懐古時計をなぞるように

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