第121話 とある日記
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いつからだろうか、を見てしまうのは…
真面目なのか馬鹿なのかわからない…
でも、惚れる理由はわかる…
最初に出会った時はただの同じ境遇者なだけだった
自分の世界を邪魔されなければ、誰が来ようが関係なかった…たった1人を除いて
世界中の花を1つの所に集めて、世界中の花を見る事が出来る夢の様な庭園を作る
それが夢だ、その思いは今も変わらない。
もちろん馬鹿にする人もいるが、親しい者達は応援してくれた…もそうだった。
「別に良いんじゃないか?」
ただの暇つぶしに話した事だが、 は真剣に聞いてくれた、曰く「可能性は0ではない」らしい。
「が本気でやりたいと思った事なんだろ?だったら 達が口出す権利はないだろ?」
「まぁアドバイスはするよ、それくらいはいいだろ?」
そう言って はニコッと笑う
その笑顔が眩しくて、そっけなく返してしまった、けど はそんな事を気にしないでいつもの様に接してくれる。
料理も し、がいるから、そう言った事にも色々と詳しい
1人なのに平気で生活出来るのだから驚きだ、理由を聞くと
「うち、がいないから と 人で暮らしているから 1人なんだよねぇ」
それに もいるから、実質自分達とそんな変わらないと言う。
そんな奇妙な生活を送る中
やはり の壁というのはあって
特に や などが大変だった。
いつもの生活に慣れているせいで
の に免疫がなく、間違えてしまった時などは、顔が真っ赤になり、あいつも土下座で謝る程だった。
正直に言ってあの時は怒ったが
別に見られても良いと思っていた
そんな気持ちの変化に驚いてしまった
こんな事誰にも言えない。
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なんで、自分にはないのだろう
聞くと繋がりはある筈なんだ
近くにいるのになんで自分だけ
本当は本なんかどうでも良い
世界のことなんてわかるわけがない
強くなるの を守りたいからだ。
ああ、頭がおかしくなる
心の中に禍々しいものを感じる
いつもは抑えているけど、これがいつまで保つかわからない。
色々な本を読んでわかった
…嫉妬だ。
親友に、…数少ない、自分の事を理解してくれる人を妬んでいる。
なんで自分はそこにいないの?
なんで自分は見てるだけなの?
なんで自分を見てくれないの?
「俺は3人が好きだ」
あの言葉が頭から離れない
忘れたくても忘れられない
例え、あのクソ野郎から守る為の虚言だとしても、いや、虚言なんて嫌だ。
親友の なのに、本当なら幸せを願わないといけないのに、奪いたい
心を、身体を、全てを、自分の色に染めたい
己の仮面を捨てて、本当の自分を曝け出して
滅茶苦茶になりたい
滅茶苦茶にして欲しい
滅茶苦茶にさせたい
に会った時にあいつの は言った。
「1人、または2人か3人に死ぬ程愛される」と
死ぬ程、つまり好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで堪らないんのだろう
ああ、あの時呪いなんて言ったけど
呪いなんかじゃない、あれは運命だ
はそう言った人間に尽くされる人間なんだ。
だからこそ自分はこの想いを鎖で縛って封印して、己自身さえ騙して、心の奥底に封印しよう。
そうしないと、本当に壊れてしまう
過ぎて、 過ぎて、
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なんで…なんで…なんで…なんで!!!!!
どうして自分だけ!こんな目に遭わないといけなんだ!
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!!!!!
早く、早く、早く終わってくれ
いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも!!!!!!
なやてや?ら、?まつめわーむてを
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