「ねえ、主今どこ？清光も。」

今電車に乗ってるからご飯食べてから乗っておいで

「も〜置いてかないで！」

ごめんね、今度は安定も一緒に来ようね。

「大丈夫写真ちゃんとあるから」

「どこで降りるの？」

いつものところ。

「わかったぁ。」

「主が……清光につられて……またなんか買ってる……」

「なんか言った？」

「あれ、」

「あっ！俺と同じ色のリップとネイルじゃん！？」

「僕のいつ買うのかな……」

「浴衣か着物買った時じゃない？でも多分主、水色のリップは買わないと思うよ」

「たしかに。主の青いリップは似合わなそう」

「明るめのなんだったら似合いそうだけど、特に爪とかあいしゃどう？とか、」

「自信持てよ、合ってるんだから。でも確かに主って淡い色好きだよね」

「それだけ存在も淡かったり……」

「安定、」

「なに」

「それ以上は言わないで」

「ごめん、僕も思った。」

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