【発生日時・発生場所】

　1999年7月17日午後1時15分。青森県■■小学校。

【事件内容】

　小学四年生から六年生の女子七名が昼休み中に『エンジェル様』と呼ばれる占いのような遊びを行ったところ、現場に翼の生えた光の塊が発生。

　現場に居た少女は全員気絶。

　騒ぎを聞きつけた教員や子供たちが集まったタイミングで校舎の一部が地盤沈下にに巻き込まれる。幸い、人が集まっていた場所とは別の場所での地盤沈下であり、けが人はなかった。

　後に気絶した少女のうち三名の妊娠が確認された。

　保護者の希望により胎児を摘出。摘出後も、胎児の生命活動を確認。同時刻、少女三名の保護者の死亡を確認。胎児を目視した摘出担当医療スタッフも死亡。母体も二名が死亡。

【容疑者】

　三名の胎児。

【処分】

　凍結。

【経過】

　当研究所にて凍結処分を継続。凍結処分開始以来、当研究所における事故件数が激減した。

　後日、エンジェル様に参加した少女たちのうち、一人から「たすけにきた」というメッセージがあったという証言をとることに成功。事件発生から十年が経過していた為、信頼性は低いと判断している。

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