第201話母子の関係
今日は、朝から部屋の掃除をして、9時半頃、母が僕の家に来た。
昨日から、今日は喫茶店に行こうと約束していたのだ。
名古屋のモーニングは、コーヒーを注文すると、色んな食べ物が無料で付いてくる。
楽しい、一時を終えると、有名な和菓子専門店に行く。
僕はおはぎ、草餅、蒸し菓子を買った。
母も色々、買っていた。
それから、スーパーで晩飯の材料を買い求めた。
人参、大根、牛蒡、蒟蒻、厚揚げ、鶏肉で煮物を作るらしい。
僕も食べれるのでありがたい。
帰宅すると、母がお茶を淹れて和菓子を食べた。
おはぎのつぶ餡が、堪らない。お茶に合う。
母は、本家の嫁として随分苦労してきた。
父が亡くなり、実家は取り壊した。
築100年以上の実家は、ボロがきてリホームするより、名古屋に来た方が安く、何より僕が同じマンション内に住んでいるので、安心だ。
仕事も、地下鉄の乗り方も世話してあげた。
たまに、喧嘩はするがお互い元気じゃなきゃ、喧嘩は出来ない。
僕は長男だから、母の死に水は取るつもりだ。
母は歩道の花壇を見て、花いっぱいの家に住みたいと、言っている。
近い将来、一般企業で勤め、一軒家の中古を買うつもりである。
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