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《ええぇえーい!! ぶぉんぶゎあー!!》
「ひえええー! これで前科持ちだ、お終いだぁー!」
《大丈夫、その時は我々髭教が貴方の事を地下室で大事にお育てしま――》
「それが怖いんですってばぁー!」
そんなこんな言いながら黒煙をぼふんと越えた髭。
今にも出発しそうな電車に滑り込みセーフで飛び込むことが出来た。
「はひー、はひー!」
エアコンが効いた人けのない電車でちょっと一休み。
途中で自分達が今まで通ってきていた道が派手に崩落しているのを発見した。……あのままあの道を選んでいたらと思うとぞっとする。
《あそこで足止め喰らって死んでましたね……》
唾をごくっと飲み込んだ。冷汗が止まらない。
そんなこんなしている内にも電車は終点まで止まらずに進み続け、遂に目的地に到着した。
《さ、ここまでくればもう少しです!》
→準備万端! 16まで駆け抜けろ!
・邪悪な「悪魔」の概念、こちらまであと300m。
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