第16話 傀儡(かいらい)のダンジョン

ミモトにあるダンジョンの一つでAランクの冒険者を助けてお昼をごちそうになったサトルはもう一つのダンジョンを潜るべく入口でカードを提示して1階層に降りて行った。


サトルは『制御の腕輪』を解放状態にして【ボディーシールド】を掛けて1階層に立った!


1階層にはスライムが10匹ほどいる。

そのままスルーしてゴブリン15匹を『鬼切丸』で簡単に倒して耳を削ぎ落として2階層に行く。


2階層はファングボア7頭が居る。

【ファイアランス】で一度に殺した。


3階層は平原にフォレストウルフ20匹がいるが、『鬼切丸』で華麗に舞い、あっという間に殺して更に行くとワイバーンがいる。


『制御の腕輪』を全開して【インビジブルハンド】で瞬殺した。


4階層は川にケルピーが1匹いる。

川の岸辺に立ち、【インビジブルハンド】でケルピーを掴むと一瞬震えて浮かんで来て回収した。


5階層は死臭が凄い洞窟にミイラが120体、スケルトンガ57体いる。

サトルは【ファイアスプラッシュ】で全てを灰にしてしまった。此処にも宝箱は無い。


少しガッカリするも、6階層に向かった。


6階層は平原ステージでトロールの女性が2人いる。


背がでかいが胸も大きい。

【インビジブルハンド】でトロールのオッパイを堪能しようと触ったら途端に倒れ死んだ。

もう1人も胸をムニュッと掴んで揉もうとしたら死んでしまった。


”トロールの時は『制御の腕輪』を半開だな、もう少しデカパイを堪能してからだ”

と一人呟くサトルだった。


少々欲求不満のまま回収した。


7階層は海のステージで、サトルは【フライング】で海上を飛んで【サーチ】を掛けると、クラーケンがいるのが分かった。


【インビジブルハンド】で殺し、【アトラクト】で引き寄せて回収する。


8階層は岩がごろごろしているフィールドで岩竜が岩を飛ばして威嚇して来る。


甲羅の上に飛び乗り掌底破を放った!

内臓を破壊され苦しみながら死んだ。


9階層は火山ステージで、キマイラが2匹、赤龍が奥に1匹いた。


スキルを全開にして『インビジブルハンド』でキマイラを2匹同時に触って瞬殺

する。


次に赤龍も胸と逆鱗あたりを『インビジブルハンド』の両手で触った瞬間行ってしまって心臓の鼓動も止まってしまった。


10階層は扉から凄い熱気が現れている。


扉を開けると中には金獅子がいる。ただし雌なので鬣がないので何とも迫力に欠ける気がする。


ものすごい唸り声をあげた。通常の人間であればこの【威圧】で動けなく体が硬直してしまうのだが、サトルはどこ吹く風、『インビジブルハンド』で金獅子の腹あたりの乳を揉みほぐす。


可愛い鳴き声とともに即死した。

次元ストレージに回収して、宝箱を慎重に開ける。『具現の水晶』が入っていた。

これがあれば、一つを馬に一つを『亜空間魔法』付きの馬車にして旅ができる。


この街でベッドを購入して次元ストレージに入れておけば馬車の中で柔らかいベッドに寝れる。


『具現の水晶』を次元ストレージに回収した。

勿論ダンジョンコアも一緒に。


最下層に備えられている転移盤に乗って1階層の出口に現れ、ミモトの冒険者ギルドに帰って来た。


素材置き場に討伐した魔物を置いていき、食堂でお茶を飲みながら待つこと40分、納品書ができて、受付の男性にダンジョンコアと納品書に地図とカードを提出する。


受付の男性が「サトル君、凄いわ〜、連続で2箇所のダンジョンを踏破して、さすが男のSランクって女性にも負けないわね」


「ギルドマスターにはお会いしているから、いいわね!ダンジョンコアを渡したら

清算金をカードに入金するわ」と言って、2階に消えた。


しばらくして戻って来て、「サトル君清算が白金56枚、金貨58枚、銀貨84枚、銅貨97枚よ、カードに入金したわ」


「ありがとう」と言ってサトルは宿に戻り、ゆっくりお風呂に入ってベッドに横になってうたた寝をした。


夕食の時間になって、階下に降りていきマナバイソンの照り焼きステーキにパンとシチューのようなスープとサラダを食べて、夕方のミモトの街にベッドや布団を購入しに出かけた。


宿の近くはギルドがあるため、魔道具屋や武具屋とか錬金術師屋が多くその先を行くと、食べ物とか、洋服屋が有り、家具屋が有ったので入って見た。


ベッドを探すとシングルが5個、ダブルが4個、2段ベッドが3個陳列している。


どうせならゆっくり寝れるダブルにしようと、見てみると作りのしっかりしたベッドが目に入り、それを銀貨15枚というのでカード払いで購入し、次元ストレージにいれた。


店の人が次元ストレージ持ちだと知って、驚いているがスルーして今度は布団やシーツを探しに街をぶらついた。


ダブルベッド用のシーツと布団を見つけ次元ストレージに入れて、宿の方にもどってきた。


宿はちょうどクエストを終えた冒険者達で賑わっているがサトルはスルーして2階に上がりベッドの上で改めて自分のステータスを開いて眺めた。


【HP】:1000000/∞ (体力)      備考:この国の平均値・40     

【MP】:∞/∞  (魔力)       備考:この国の平均値・30     


【INT】:1000/1000 (知力)      備考 : この国の平均値・150  


【ATK】:∞/∞ (攻撃力)     備考 : この国の平均値・800  


【VIT】:1000/1000(生命力) 備考 : この国の平均値・120


【DEF】:100000/100000(防御力) 備考 : この国の平均値・1000 



【スキル】 『行かせスキル』 Lv ∞ 

      

      『インビジュブルハンド』 Lv ∞


次元ストレージ持ち(容量無限) 


限界値超えスキル・1000倍スキル


      全魔法属性持ち・火炎系魔法Lv ∞・風系魔法Lv ∞・水系魔法Lv ∞

              土系魔法Lv ∞・聖魔法Lv ∞・回復魔法Lv ∞・闇                魔法Lv ∞・無属性魔法Lv ∞

              鑑定Lv ∞・転移Lv ∞・結界Lv ∞・引き寄せLv ∞

              奪取Lv ∞・復元Lv ∞・付与Lv ∞・分解消滅Lv ∞

              亜空間操作Lv ∞・時間操作Lv ∞・ 錬金術Lv ∞

              モデリングLv ∞・創造Lv ∞・複製Lv ∞・

              魔石師Lv ∞ ・・・etc


未だ使ったことのない付与魔法や時間操作、複製などもなぜか測定値不能になりレベルが∞になっているのは無属性魔法レベルがLv ∞に上がってしまっているので全ての無属性魔法が同様にLv ∞になったと思われる。


明日は、簡単なクエストを受けながら、【亜空間操作】とか【時間操作】、【魔石師】などのスキルを磨こうと考えながら部屋にシールドを掛けて、意識をてばなした。

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