第10話 魔法
魔法だ
奇跡だ
そんなもの信じてるの?
これ割れていく
手のひら
砂時計
呼ばれている
魔法の力 信じているの
明日が壊れていく
追いつかれたから壊れていく
過去すらも壊れていく
今日も砕かれていった
魔法
魔法
すばらしい力
ロボットだって言わない言葉だよ
どれだけの骸がそろって
この地面に埋まっていると思っているの
魔法
魔法
禁じられた力
いつか警告したのに
この先には行くな
立ち入り禁止
事故物件
あふれる血だまり
そう
あの子てんこうしたんだって
だって
そう――だから
まだ終わらない
魔法 魔法 魔法
これじゃ眠れないね
ずっと
魔法 魔法 魔法
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます