「5面くださーい」そう聞こえたのだからしょうがないじゃろ!
異世界に転生させてもらったのはいいけど、雑魚魔族で奴隷だった。
来る日も来る日も、暴力を受けながら泥のように働かされるだけ……そんな生活に主人公は耐えかね、願いを叶えてくれる仙人がいるという噂話を信じて旅立つ。
死ににいくつもりで……一心不乱に進み続け……険しい山を登れば……なんとそこに仙人が住む小屋は実在した。
「ごめんくださーい」
主人公は挨拶のつもりでそう言った……。
「いいよ!5面あげる!」
すると、そんな言葉が返ってきたのだった――。
奴隷生活から解放してほしいという願いをかなえてもらうつもりが、5番目のダンジョン(通称5面)を頂いたので、仕方なくダンジョン運営をすることになりました。
「ツクール×カクヨム ゲーム原案小説オーディション2022」応募作品