第56話 2月

 シン六世

 「全体の話、フェイクテストではありません、本当のテストです、では乗るか、反るか、二つに一つの当ててみよう、どういうわけで開始しまーす」

 学科、面接、この後の結果発表。

 シン六世

 「運が良い1日、運が悪い1日、どっちが幸せやら」

 シモファイナ

 「普通でいいかと」

 シン六世

 「ああ、問題は解決した、3月に引き上げる」

 シモファイナ

 「わかりました」

 一年間の旅、3月の日々。

 シン六世

 「卒業式か、シモファイナ、帰る前に作業でもしたら早いか」

 シモファイナ

 「陛下、帰る前にと言われたら、多分、問題になるのでは」

 席を立つシン六世、考えて、天井に荷電粒子砲を放った。

 シン六世

 「荷電粒子砲、説明は早いと思ってな」

 騒がしくなる。

 シン六世

 「因みに精霊召喚がわかりやすいか?」

 召喚した風精霊シルフィ、騒がしい様々。

 シン六世

 「一年間の世話になった、明かして帰ることにする」 

 あれな面々。

 シン六世

 「職業はサーヴァント六世王国国王、所謂の君主だな、軍隊のある国の一番上」

 一夏

 「だから君主の心得?」

 シン六世

 「適当、どれでもいいやみたいな」

 シモファイナ

 「楽しい一年でした」

 シン六世

 「二人で来てた、だから会社は社員にやるよ、国の暮らしもあるしよ」

 時空門を開いた。

 シン六世

 「全財産は社員に分けた、弁護士が渡す、じゃあな少年少女」

 二人は帰る、この門は閉じた。

 一夏

 「職業が国王か、やたら君主の様々、だからもってんのか」

 セシリア

 「普通に異世界に帰るものですわね」

 シン六世の職業はサーヴァント六世王国国王、君主の男性だった。

 鈴音

 「異世界の職業が国王か」

 シャルロット

 「シモファイナさん、最後まで楽しそうだったね 」

 箒  

 「なんか残念」

 ラウラ

 「多分、問題は解決した以上の長い間を嫌ったのだろうな」

 楯無

 「シモファイナは主が好きだから、側にいるんですけど、あの国王は理解が足りてません」

 千冬

 「だがやった事は大きかった、むしろ問題は未来だろうか 」

 シルフィ

 「あの~私はどうやって帰ればいいでしょうか?」

 精霊を忘れて帰った、このまつことの七分、開いた時空門。

 シン六世

 「シルフィ、なんでいじけてる?」

 回収して門を越える。

 シン六世

 「精霊って機嫌を悪くすると召喚できなくなるだよ、そのうち閉まるけど」

 閉まった。

 一夏

 「やっぱりギャグなんだろうか」

 セシリア

 「地球の刑務所は大変ですわ」

 ラウラ

 「だが立派な刑務所が、最後に掃除をして帰るといい」

 鈴音

 「沢山の刑務所が」

 シャルロット

 「沢山の刑務所の暮らしに社会を掃除して帰る、イギリスの女王陛下って気づかないだね」

 楯無

 「全く女に反応しない男性,忠実な部下は女性、あの男性の場合、むしろ問題を作ってるような」

 千冬

 「一切反応がない男性、開いた先は自室、ただ、国の規模が広いかな」

 全くの悪い君主、この一年間の旅、城は騒がしくなる。

 

 


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る