血染めの邂逅

深淵から覗く赤い瞳

幸せとはすなわち禁断の果実

美しき絶死絶命の女神

孤独の中に生まれた一輪の希望

嵐の前の静けさか、はたまた嵐は来ないのか

混じり込んだ歪は一つではない

気付きを経て心を縛る

血に染まる未来は無数にありて

本心だからこそ、容易に内側に滑り込む

少女は気付きを以て黒と共に自爆する

たとえ悪夢であろうと兄の持つ光は差し込む

道筋から外れた少女は希望を手に

模倣するは首を刈る冥府の死神

何も知らないのは罪と言うが

入り込んだ歪は想像を超えた

起源にして原点の気持ちは変わらず

運命に決定された娘への嫌悪

兄としてか、男としてか、果たして――

それは変わる前の一歩である

その血は悪夢を呼び、同時にシスコン魂を覚醒させる

歪同士の出会い、しかして怒りを孕む

がぶりっ！　うっ……ぺっ！

想いを叫べ、大切ならば曝け出せ

ヒーローではない、好きなだけだ

それは一時のお休み時

恋人としての日々、近づく羽虫

これが血染の守る幸せの日々

名とは体を表す。つまり最も大切なモノ

真白

新たなる日々は光と闇が傍にある

それは甘美な遊び、少女の欲求

先っちょだけ、似た者同士の二人

心を繋ぐ最高のアイテム

新たな日々、歩み出す光と影

魂を一つに愛し合う

この人、怖いと血染は言う

殺すよりは可愛いやり方

無事に終わった一日、それはこれからも

更に入り込んだ歪が一つ

顔は似ていなくてもその心が似すぎてて怖い

おもしれえ女

同盟、そして名前呼び

二人の心

覚醒

彼だけは何も気付いていない、故にイキる

潜在的ヤンデレがやっぱり居た

それが彼女の本質であり全て

血染の感覚

無意識に調教されている件