日本のこと

※注意 ハカセがすこぶるバカ


────────────────────────


374:名無しの戦闘員

 いやあ 今回はルルンちゃんが大活躍だったな


375:名無しの戦闘員

 銀行襲撃は資金難の悪の組織としては定番だけど見事ロスフェアに阻まれたな

 しかし聖霊天装ルルン=メイほんと美少女


376:名無しの戦闘員

 風に舞う花弁とルルンちゃんの邪気のない微笑み

 またロスフェア画像まとめが賑わうぜ


377:名無しの戦闘員

 今回の俺的ハイライトは怪人の攻撃に押されて尻もち付いちゃったエレスちゃん

 てか怪人地味に強くなってるよな


378:ハカセ

 おー 前のデルンケムグの時に簡易偽造魂の昇華の方法を確立してな

 今の怪人はお値段据え置き出力2割増しや

 それでもロスフェアちゃんには全然追い付いてないけど


379:名無しの戦闘員

 なにがすごいってお値段据え置きの部分だよ

 ハカセはホントバカなのに天才だよな


380:名無しの戦闘員

 正直こんな技術者ほしい

 ブラック悪の組織辞めてウチの会社に来ない?

 ウチもブラックだけどな!


381:ハカセ

 どうしてその誘いで乗ると思ったのか

 

382:名無しの戦闘員

 今は不景気だしどこもブラック気味だよ


383:名無しの戦闘員

 ウチもサビ残多すぎてもう……給料少ないしさぁ


384:名無しの戦闘員

 そういやデルンケムて経営難っぽいのにハカセって節約してないよな

 意外と給料いいの?


385:ハカセ

 福利厚生とか給料は意外にちゃんと整えとるで 主にワイが


386:名無しの戦闘員

 そういや実質ハカセが運営してるみたいなもんだっけかw


387:名無しの戦闘員

 しかし日本侵略失敗してばかりなのに資金源ってどうなってんの?


388:ハカセ

 そこはアニキとワイの頑張りや

 統括幹部時代のアニキは組織最強の男やったけど用心深いお人でな


・先代のような強奪を主としたやり方は次第に頭打ちになる

・侵略を行わずとも継続的に資金を得られる手段を確立しておくべき


 仕損じでもリカバリーの利く状況にしておこう、がアニキの考えやった

 戦いで身を立ててきた先代やゴリマッチョは微妙に理解できとらんかったけどな

 ワイはアニキに賛同して、いくつかの発明品を献上しとる

 他組織への技術貸与は重要な資金源や


389:名無しの戦闘員

 アニキも有能やのぉ 


390:名無しの戦闘員

 悪の組織として正しいかって言ったら微妙だけどな

 それができるなら侵略の意味自体ないやん


391:ハカセ

 だとしても欲しいモノがあって それを奪うためなら他者を踏み躙る

 そういう奴らの集まりやから ワイらは悪の組織なんや


392:名無しの戦闘員

 ハカセが真面目だとなんか違和感ある


393:名無しの戦闘員

 だよね ポンコツじゃないとハカセじゃないというか


394名無しの戦闘員

 まあ ここにおる限りは学生でも社会人でもニートでも悪の科学者でも

 皆等しくにゃんj民や

 細かいことは気にせずグダグダ時間の浪費をしようぜ


395:ハカセ

 サンガツ おまいらの適当さには助かっとるわ


396:名無しの戦闘員

 しんみりしたところで空気換えるためにもしつもーん

 ハカセ達ってさぁ別次元からきたんだろ?

 なんでにゃんjに書き込めるの? 

 会話だけならよくある翻訳魔法的なヤツで納得できるけど


397:名無しの戦闘員

 そういや日本文化に関してもすげー理解度高いよな

 お値段据え置きの言い回しとか

 

398:名無しの戦闘員

 猫耳ちゃんはたこ焼き作れるし首領は冨野信者だし

 アニキに至っては店を開いてるしな


399:ハカセ

 よっしゃ しんみりはワイらには似合わんしな!

 質問に関してなんやけど ワイやアニキは偽の戸籍を手に入れとる

 ワイの場合某悪の組織の科学者であると同時に日本人のハカセさんでもある

 スマホとかも合法的に契約しとるだけや


400:名無しの戦闘員

 偽の戸籍がまず非合法な件


401:名無しの戦闘員

 当然っちゃ当然だけどさらっと犯罪やってる……


402:ハカセ

 日本文化への理解度は努力の成果や

 三年前に首領が組織を継いで、初めての侵略が日本

 準備はしっかりするべきとアニキが提言した

 人員を確保するとともに 幹部は日本への理解度を高めようって感じ

 その中には日本語も含まれとった


403:ハカセ

 ちなみにウチの幹部の能力は、


【つよさ】

 アニキ>ゴリマッチョ>猫耳くのいち>せくしー>ワイ

【かしこさ】

 ワイ>せくしー>アニキ>猫耳くのいち>ゴリマッチョ

【酒癖】

 アニキ以外皆悪い


 こういった感じなんで

 早々に日本語を習得したワイはゴリマッチョの専属教師やっとったわ

 そしてワイらは日本について意欲的に学んだ



 ……それが、あんな不幸に繋がるとは気づかずに


404:名無しの戦闘員

 苦労人アニキ高水準だ


405:名無しの戦闘員

 ハカセは極端だな てか酒癖ってなんだw


406:名無しの戦闘員

 なにその不穏当なアオリ

 

407:ハカセ

 侵略のための準備とはいえ各々日本の文化に触れた

 そうするとお気に入りの一つや二つ出てくる


 例えばアニキは製菓や料理、昭和的な喫茶店に心惹かれたし

 せくしーはビーズアクセサリーとか編みぐるみを手作り

 ゴリマッチョなんて自分激つよなくせしてショープロレスにドハマリ

 当時は小さかった猫耳も絵本が気に入ってワイに読んでってせがんできたわ


408:名無しの戦闘員

 首領のアニメ好きもそういう経緯か


409:名無しの戦闘員

 首領のアニメとかハカセのカップ麺好きは日本に来てからじゃなかった?


410:ハカセ

 うん、日本に来てから

 ワイがインスタントにハマったのも仕事が忙しくなって食べる機会が増えてからや

 

 さて、日本は食べ物に恵まれた国や

 何食ってもだいたい美味いし、酒の種類も豊富

 そこでゴリマッチョの提案


「酒も文化ってことで、いろいろ試し飲みしてみねえか?」

 

 正直ワイらも興味あったしな

 ということで未成年の猫耳くのいちを除いた幹部による

【日本を学ぼう 幹部大宴会!】が開催された


411:名無しの戦闘員

 こいつら楽しんでんなー


412:ハカセ

 知らない酒がたくさん 美味しいつまみもたくさん

 そりゃもう大盛り上がりよ


   ワイ「ぷっはぁ……! このビール、美味いな」

  アニキ「日本酒。コメ? なる植物の酒か。辛口で俺好みだ」

 マッチョ「かぁっ! 芋焼酎、これ気に入ったぞ!」

 せくしー「へえ、果物のお酒ですか。ん~、飲みやすいですねぇ」


 ワイらの次元にも酒はあるが日本のは言ってみれば旅行先の地酒やからな

 テンションも高くなって首領も多くなって当然や


413:名無しの戦闘員

 酒量なw


414:名無しの戦闘員

 待って せくしーのキャラが思ってたのと違う


415:ハカセ

 せくしーは幹部の時は黒の露出多めのラバーな女王様な衣装やけど

 性格はのんびりおっとりな美女や 

 指輪とかネックレスなんかの手作りマジックアクセが趣味やで

 なおアニキにベタ惚れな模様 喫茶店の常連や


416:名無しの戦闘員

 マジか……アニキぃ!


417:名無しの戦闘員

 ここで戦闘員A子ちゃんも含めた三角関係が発覚


418:名無しの戦闘員

 そっちの事情も面白そうだな


419:ハカセ

 さらにヒートアップする飲み会


  アニキ「ウィスキーもイケる」

 せくしー「はぁい、アニキさんどうぞ~」

  アニキ「悪いな、せくしー。ではご返杯」

 マッチョ「ハカセ、このから揚げ食ってみろ。ヤバいぞ」

   ワイ「うまぁ、これは酒が進む」


 どんどん増える空瓶と空き缶

 そう、ワイらはこの辺りで気付くべきやったんや

 ごちゃまぜで飲んだら悪酔いするよねって事実に


420:ハカセ

 ワイらは飲み過ぎてしまった

 でも皆で飲むのが楽しくて止められなかった

 そこからさらに飲んで、ぐでんぐでんのべろんべろんや


 マッチョ「おぉ、飲んでるかぁ、ハカセ」

   ワイ「うっす、ちょっと飲み過ぎたかなぁ」

 せくしー「でしたらこれをどうぞ~、缶チューハイだから大丈夫ですよぉ」


 よくよく考えたら缶チューハイも酒ですよね?

 ツッコめないほどにワイらは酔っぱらっていたし 普通に受け取って飲んだ


 で、酒飲むと体が火照るやろ?

 ワイも暑くなってきて、なんか体を涼しくする方法はないかなぁと考えとった

 そこで目に入ってしまったんや


 …………部屋に無造作に置かれていた、フ〇スクが


421:名無しの戦闘員

 わくわく


422:名無しの戦闘員

 おい ハカセまさか……


423:ハカセ

 一粒で清涼感が得られるフ〇スクは頭脳労働をするワイのお気に入りやった

 清涼感……涼しい……火照りが抑えられる?


 一応言っとくが、普段ならこんな考えはせん

 酩酊というか泥酔というか ともかくまともに頭が働いとらんかった

 そやからフ〇スクが救いに思えてしまったんや


 そうしてワイはフ〇スクに手を伸ばし……


424:ハカセ

 

 おもむろに、ケツの穴に挿入した



425:名無しの戦闘員

 なんでだよwww


426:名無しの戦闘員

 バカじゃねえのかw


427:名無しの戦闘員

 ひどいwww


428:ハカセ

 言い訳しとくけど物凄い酔ってたからね?

 ほんま自分でも何考えとったのか分からん お酒怖い

 でもその時のワイにとっては最適解やったんや

 実際清涼感は得られた……




 …………?!?!??!??!!!?!


  ワイ「ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!? お尻が!? お尻がスースーするぅ!?」

 アニキ「なにやってるんだハカセっ!?」


 最初は心地よかったのにある一点を超えると刺激がスプラッシュした


   ワイ「はぁあああああ!?」(床をゴロゴロゴロゴロゴロ

 マッチョ「なんだなんだ?」

 せくしー「尺取り虫さんのマネですか~? うふふ、楽しんでますねぇ」


 アニキ以外の皆はワイレベルで酔っており、異常事態だとさえ思っていなかった


429:名無しの戦闘員

 もう こいつらもうw


430:名無しの戦闘員

 これが幹部w


431:ハカセ

 しかしゴリマッチョはワイがやったことの一部始終を見ていたらしい


 マッチョ「へっ、ハカセ。お前もバカだなぁ。いいか? 酒に酔って熱を冷ましたいなら、むしろ熱くなるべきなんだ」


 言ってることが分からない

 そう……ゴリマッチョもまた酔っていた

 どうやら毒を以て毒を制す的なことを考えたみたいや

 ゴリマッチョはピザ用のタバスコ(お徳用)と和からしのチューブを手にして

 ………浴びるように飲んだ

 

マッチョ「ぐわぁあぁあぁぁぁぁぁ!? 喉が焼けるぅ!? 目が鼻が皮膚が大事なところが痛ぁい!?」

 アニキ「むしろなんでイケると思ったの!?」


 あまりにも勢いが付き過ぎて、下半身にまでかかったらしい

 そのまま床をゴロゴロゴロゴロゴロ

 大の大人が駄々っ子のように床で暴れ回る大惨事や


432:名無しの戦闘員

 バカw すこぶるバカwww


433:名無しの戦闘員

 くっそwwwwww


434:ハカセ

   ワイ「ふぉぉぉぉぉ!?」(床ゴロゴロ

 マッチョ「ぐぉぉぉぉぉ!?」(床ゴロゴロ

 

 悶え苦しむワイたち

 しかし惨劇は終わらない


   ワイ「あれ、なんだろ、悪寒が、悪寒がするぅ……」

 マッチョ「痛い、いたひぃ。はち、ハチミツを塗れば、なんとかなるか?」

 せくしー「もう、二人とも駄目ですよ。いくら暑くてもぉ、服を脱ぐくらいで留めないと」


 ワイらを諫めるように見せて、せくしーも酔っぱらっていた

 彼女はなんの躊躇いもなく服を脱いだ 下着も一緒に

 つまり全裸や


434:名無しの戦闘員

 ガタッ


435:名無しの戦闘員

 そこら辺くわしく


436:ハカセ

 せくしー「ささ、アニキさんも飲みましょぅ?」

  アニキ「その状態で普通にお酌しようとしないでもらえるか!?」


 被害は酔いながらも意識を保っているアニキに向かう

 あれやで 裸でお酌の動作はよくない文化や むにょんってなる

 でも限界が来たんやろうなぁ


 せくしー「あ、もう無理ですぅ……zzz」


 糸が切れたようにせくしーは倒れ眠ってしまった

 なおワイとゴリマッチョはごろごろ中

 

 アニキ「嘘だろ…俺がこれの後処理するのか……」


 悶え苦しむ男二人

 暴れたことで部屋グチャグチャ

 全裸ですやすや女の子


 絶望に染まったアニキの呟きを聞きながら、ワイの意識は途切れた


437:名無しの戦闘員

 ホントに苦労人アニキだw


438:名無しの戦闘員

 アニキィ……( つω;`)ウッ


439:名無しの戦闘員

 ちょっとカッコつけた締め方すんなw


440:ハカセ

 なお飲み過ぎたせいか、飲み会の後ワイはお腹を壊した

 酔っぱらって前後不覚になって意味不明な行動に出る 我ながらひどかったわ

 

 でもな……時々思うんや

 歩き続ける道の途中、ふと懐かしさに後ろを振り返った時

 思い出すのはああいう皆でバカやった記憶なんやろなって……

 

441:名無しの戦闘員

 気取って言ってもア〇ルフ〇スクが黒歴史だって事実は変わらないぞwww


442:名無しの戦闘員

 お腹壊したのは飲み過ぎじゃなくフ〇スクせいだろw


443:名無しの戦闘員

 これで外見銀髪イケメンなんだから詐欺だよなw


444:ハカセ

 まあこんな感じでワイらは日本の文化についても学んだってことや

 他にも質問があったら受け付けるで

 ハカセへの質問と明記の上、どしどしご応募お待ちしております


445:名無しの戦闘員

 有名人気取りかw


446:名無しの戦闘員

 でも変に真面目よりこっちの方がハカセだよな

 



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