プロローグは荒崎さんと、タイトルにあるこじらせ陽キャの実咲、二人による百合百合しいシーンから始まります。
二人が出会うのは時系列でいうと「缶けりなんて」でしょうか。プロローグと「オーロラなんて」はすでに二人が知り合ってからの話です。
今回、「缶けりなんて」が終了し、ひと区切りがついたのでレビューを書かせていただきます。
荒崎さんは陰キャらしいのですが、まあまあコミュ力が高いです(笑)
パン屋さんのバイトをしており、そこでの仕事仲間とのやりとりがけっこう癖があって、ひねくれていますがおもしろいです。陰キャなのにプライド高めなのが可愛らしい。いいですよねこういうキャラ……猛者猛者。
そしてとうとう出会ってしまう荒崎さんとこじらせ陽キャな実咲。かなりシュールで、作者さんのセンスが光ります。実咲が結構曲者で……見ものですよ!ギガギガフンフン。
テーマも「人と人とのつながり」らしく、しっかり芯の通ったお話になるのではないでしょうか。とはいえ真面目できっかりしたお話というわけではなく、のほほんとした印象でしょうか。そういうところも好きです。
荒崎さんという少し変わった女の子の視点から見る日常に期待です!