第283話 シュガーの装備品
俺がシュナの屋敷に戻ると早速シュガーに聞いてみた。
「シュガー、お前の得意武器は何だ?」
「えっと...長剣や大剣などの剣系の武器ですね」
「ふむ、それ以外には?」
「それ以外だと槍、もしくは吸血鬼化した影響で補正が上昇した鎌ですね」
「色々装備できるんだな」
「と言うかこれ以外の武器でも補正が乗りますが、1番乗るのが剣系ってだけです、時点で槍と鎌に続きます」
(どんな武器を持っても+の補正が作って...。流石世界を救う勇者様だな)
杖と魔導書って言う微妙な装備しかできない俺とは大違いだ。
俺は自身の職業の弱さを呪いながらも、一応彼のために武器を作った。
【複合生命体の剣+9】
攻撃力+1600
攻撃魔力+500
『ギガントキマイラの素材から作られたウネウネと蠢いている気持ち悪い長剣。見た目は悪いが性能はピカイチ!』
【一つ目赤巨人の槍+9】
攻撃力+1800
攻撃魔力+300
『ヒノックスの骨髄を削り出した炎の槍。装備しているだけで強靭な怪力を得る事ができる。【炎属性】』
【ヒノックスキマイラの鎌+9】
攻撃力+2100
『ヒノックスとギガントキマイラの素材で作られた鎌。紅の鎌は相手を焼き切り、白き刃は相手の命を刈り取る死の一撃。【炎属性】』
【奴隷服・クラーケン+9】
防御力+1000
回復魔力+500
『奴隷服にクラーケンの素材を混ぜ込んだ上質な服(布切れ)。布切れ当然だがかなりの防御力を誇り水属性の攻撃に耐性を得る』
「よしっ! 装備もできたしさっさと装備しろ」
俺は出来上がった装備品をシュガーに渡すと、彼女は目を丸くしてこう呟いた。
「+9? これは?」
「強化の事を知らないのか?」
俺は何も知らなそうな彼女に丁寧な説明を行うのでした。
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