不器用(甘い&激しいのでご注意ください)

(土曜の朝から外出して夜に帰宅した柊)

柊「樹さんただいまー。今日は一日留守にしてごめんなさい」

樹「おかえりー。柊くんこそお疲れさま。もうすぐ夕食できるから、少しだけ待ってて」

柊「俺も手伝います。すぐ着替えて来ますねー」

(リビングからふとベランダを見ると、洗濯物が物干しに)

柊「……(クスっと微笑む)

『樹さん、取り入れるの忘れちゃってる……それにあーあ、洗濯物の重さ考えてないでしょ、ハンガーのバランスすごい傾いてるし……ほんと不器用!

 ……でも、家のこといろいろ頑張ってくれたんだなー……それくらい許してあげなきゃ。

 やっぱりいつも優しい……(//∇//)』」


(その夜、ベッドで)

柊「……あっ……

 まって樹さん……ああっそこやだっ…これ以上ムリ……っ」

樹「(柊の腰を強く引き寄せて激しく突く)…っここ、柊くんのいい場所だもんね……ほら、すごい当たってるっ……

 やだじゃなくて、もっと、だろ?」

柊「んうっっ……

 …っねえ樹さん、もうほんとダメ飛んじゃうからっ……」

樹「……っ…意識飛ぶくらい気持ちいい?……っくっ、僕もだ……ああ君の身体はなんて……っ(一層激しく突き上げる)」


柊「……っっ……

『…………ああそうだった……

 この人、こっちはこんなにも超絶器用じゃんか……なのに、これより遥かに低レベルの単純作業が不器用とか…それありえないだろ絶対……っっ!!』

 …………樹さん」

樹「っ……なに? まだ足りないの……? ほんとに欲張りだな君は」

柊「じゃなくて。

 洗濯物は、ハンガーの釣り合いが取れるようにバランス考えて干してくださいって前に言いましたよね。あなたなら簡単ですよね? まさかできないとは言わせませんよ?」


樹「…………

 意識飛ぶって話はどうなったの??」



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