コワイ!!(2)(激甘注意!!)
(平井優香の件があった週末の夜、ベッドで)
樹「(耳元に囁く)……ねえ、柊くん。
君、僕に隠し事してるよね?」
柊「……えっ……」
樹「平井さんと、何かあったろ」
柊「……
い、いえ、なっ何も……」
樹「あれ、ここまで来てもまだ隠すの?
悪い子だな。……ちゃんと言わないと、今夜は君を泣かせちゃうかもなあ(耳朶にきゅうっと歯を立てる)」
柊「……んんっ! いっ……や!!(ビクッと反応し、思わずもがく)」
樹「(両手首をぐっと押さえつけ、獰猛かつ美しく微笑む)ん……逃げられるかな?
今夜は君の好きな場所全てに、こうして印をつけていこうか(鎖骨をぐっと甘噛み)」
柊「……んうっ……(うるっと涙目)
……まっ……待って! 話します、ちゃんと話しますから……っ」
(柊、あったことを全部樹に話す)
柊「……っていうことなんです。
あの、これ、絶対秘密にしてくださいね。平井さんって、あんな美人だけど、本性はなんかヤクザっぽくコワイですから……万一外に漏れたら、俺の身が危うくなります」
樹「(全部聞いてすっきりした笑顔)なんだーーそういうことか。そういう話なら、真っ先に僕に相談してくれなきゃ。
……大丈夫、僕が君を守るよ。絶対に」
柊「本当ですか?……くれぐれもヘンな守り方はしないでくださいね?」
樹「……ヘンな守り方ってなんだ?
とにかく、僕に任せて。君はもう何も心配しなくていいからね」
柊「(やっとホッとする)……嬉しいです(樹の胸に額を寄せてすりすり)」
樹「…………
君の隠し事は聞いたんだけど……やっぱり今夜、君を泣かせちゃっていい??」
柊「ダメですっっ!!!」
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