S4 Typoglycemia遺跡 9月17日
――ギルドハウス:カンターレ――
▶ソファで置物になっている4人と、端で座っているさくころに、アリシアは話しかけます
アリシア「そういえばお前ら、インフェルノ方面には行ったことあるか?」
ヴィオ「もちろん、ないのだわ!」
リモ「地名がわからん……。行ったことがないなら行ったことがない……」
ソメイユ「名前的には手強い敵とかダンジョンがあったりするのかな~?」
アリシア「あの街はな、常に白い灰が降るんだ。灰といっても身体に悪影響はないんだけどな」
旗風「どうやら、遺跡があるみたいで。あの辺りの遺跡の廃墟を改装して作った街みたいですよ」
ヴィオ「灰」
さくころ「強かだなあ」
ヴィオ「遺跡の廃墟……ファンタジーしてきたじゃない」
独羽「そういえばちゃんと昔の遺跡とかあるのね」
アリシア「まあ用語的には遺跡……なんだろうが。まあ行ってみりゃわかるよ、うん」
呉羽「そうだね……。遺跡、遺跡……?」
リモ「遺跡がなんだっていうんだ遺跡が~」
ナナ「なんか変なの?公園みたいとか?」
呉羽「うーん。行ってみればわかるよ。聞くより見たほうが早いかも」
ヴィオ「なら今日はインフェルノの街に行って探索ね!」
リモ「金にもならん土地じゃないのか~不毛だろ灰だらけの土地なんて」
アリシア「商才ねえなあ。イーストのメインウェポン、遺跡で採れるんだぜ?」
リモ「なに!?」
ソメイユ「へ~。結構重要な場所なんだ~」
リモ「お前ら何してる!早くいくぞ!なくなったら困るのは私らだ!」
チリエ「行ってらっしゃいませ」
ジア「お帰りを、心よりお待ちしています」
――インフェルノ――
▶常に白い灰が燦燦と降り注いでいる街です。遺跡を改装して作った、とは聞いていましたが、ボロボロになっていますがどっからどう見ても大阪のオタロードですね。1本道を逸れると何故かなんば駅ではなく京都駅があります。めちゃくちゃ違和感があり、気持ち悪いです。駅の上の方にも堂々と京都駅と書いていたりしますね
ヴィオ「ハラショー! ここがインフェルノなのね!」
ナナ「へー、本当の日本みたい」
リモ「京都、ねぇ。こんなだっけか」
ソメイユ「なーんか雰囲気が見たことあるような……ないような~?」
さくころ「すげえ見覚えあるんだけど、これ遺跡?」
旗風「ちょくちょく遠征で行く場所だぁ……」
リモ「大文字山と関係あるんかねぇ……。この灰も」
独羽「京都……!」
ヴィオ「京都!?これが京都なの!?インフェルノは!?」
アリシア「ここがインフェルノだよ。残念ながらな」
アリシア「遠征したらよく行く場所過ぎて気持ち悪いんよな。まあともかく、そこのとらの奥歩いてったところにイエローサブマリンって店があるんだわ。そこが何故か紅葉になってる」
呉羽「もう今はそこにとらはないんですけどね」
さくころ「イエローサブマリンなのに?」
旗風「この世界、NPCの方は日本語読めないみたいなんですよね」
さくころ「まあ別に雨風しのげて設備も整ってりゃなんでもいいのか。頭おかしくなりそうだ……」
――インフェルノ イエサブ紅葉酒場――
ヴィオ「偶然だわ。こっちの街にも来ていたのね」
ナナ「お姉さん双子?」
ソメイユ「わ~。見た目一緒だ~」
▶人はそこそこですね。奥にいるタテワキに旗風は話しかけます
タテワキ「そうだね。今はこの辺かな」
リモ「遺跡で一儲けしに来たんだろ!?遺跡一択だよなぁ!!?!?!?」
ヴィオ「オークの村落ってのも気になるけどまぁ遺跡にきたなら遺跡よね」
ナナ「でも、来たのはいいけど遺跡ってどれのこと?」
アリシア「ここも遺跡、なんだがなあ……」
旗風「じゃあこの鈴黒さんの依頼を受けます。タテワキさんお願い」
タテワキ「わかったわ。じゃあ依頼受注しちゃうからね」
▶タテワキは紙を1枚上空に放り投げた瞬間、その紙が真っ二つに斬られスタンプを中央に押します
タテワキ「じゃあ依頼達成したらこの紙をここに持ってきてね。完了したかは判でわかるから、証明の首とかは不要よ」
ソメイユ「武器とか発掘できるんだっけ~?何か見つけられるかな~」
リモ「取りつくされた空き家に興味はないぜ」
さくころ「案外駅の地下街とかになってたりしてな」
呉羽「まあ、うん……」
旗風「依頼人の方は?」
タテワキ「えーっっと……。今はTypoglycemia遺跡にいるみたいね」
アリシア「あーあそこね」
独羽「こことかも、お母さんに行っちゃだめって言われてる場所だから新鮮……」
リモ「お前お母さんいたのか」
ヴィオ「逆にお母さんいないってどんな生き物よ……」
――インフェルノ Typoglycemia遺跡――
▶紅葉酒場から外に出てまっすぐ歩いてった先にメロンブックスなどが入っているビルありますが、名前が何故かMloenbokosになっています。他にもアメイニトや、らんしばんに変わっています
▶その入口に、眼鏡のおじさんが立っています。顔立ちは渋そうですが、猫背で少し頼りない印象を受けます
おじさん「やあ。依頼を受けてきてくれたのは君達かい?」
アリシア「そうだ。あんまり武勇はないがな」
リモ「武勇はなくても勇気と度胸だけを売りにしてるんだ」
独羽「度胸も怪しくない……?」
鈴黒「いや、人手があるだけでありがたいよ。僕は
鈴黒「そこから取れる素材が高く売れるんだ。――中でも一番高く売れるのはこれかな」
▶鈴黒はアンティークな見た目の火縄銃を取り出します
鈴黒「これは幻想復古と呼ぶみたいでね。人間の夢や希望を弾丸に詰めて撃てる銃らしい。目的があるなら弾切れもなく、前線維持が出来る凄い銃みたいだよ」
ヴィオ「これ!火縄銃ね!」
ソメイユ「へ~、まさしくファンタジーだね~」
ナナ「鉄砲がお宝なんだ。お宝さがし頑張るぞー」
リモ「火縄銃なんてクソでかいもんすぐ見つけてやる!」
――インフェルノ Typoglycemia遺跡1F――
▶見た目は完全にアニメイトのようですね
▶ヴィオ アニメ
成功
▶さくころ 誘惑[単位]
成功
▶リモ 声色
成功
▶アニメイトは中身もアニメイトですね。ですが陳列されているのがどうやら薄い本ではなく、この世界の種族などの情報が日本語で書かれているもののようです
さくころ「なるほど、この世界に生まれた人からしたら十分遺跡か」
ソメイユ「特殊言語とかじゃなくて日本語でちゃんと読めるね~」
ヴィオ「建物の見た目はともかく、本の中身はしっかりこの世界の情報じゃない。こういうの地味に初心者には嬉しいわね」
ナナ「こういうのあるとなんか遺跡っぽーい」
アリシア「キノコエルフ、なあ……」
――インフェルノ Typoglycemia遺跡2F――
▶まだアニメイトのようですね。ですが、エレベーターの辺りに蓮の花が咲いていたりしています
ヴィオ「上がってきたけど……まだ変わらないわね」
▶ソメイユ ゲーム[啓示[終わりなき病の処方箋]]
成功
▶ナナ 植物知識
失敗
▶ヴィオ 観察力
成功
▶どうやらこの辺の本は地理や歴史の本が多いようです。この世界は1度滅んだ大地を再興して出来たなどが書かれているようですね
ソメイユ「今のとこ普通の図書館って感じだね~、見た目はともかく」
ナナ「紙と本しかないなー、お宝どこだろう」
リモ「此処の本、持って帰ってあいつらに教養って奴を叩き込むか」
さくころ「品性がなきゃ聞いてももらえないだろうよ」
リモ「今私に品性ないって言ったか!!!??」
ヴィオ「品性がある人はM字開脚して座らないのだわ」
旗風「不良ごっこしたいんだから、させてあげたらいいのに」
ヴィオ「で、さっきのキノコエルフってなんなの?」
アリシア「キノコエルフ……忘れてくれ……」
――インフェルノ Typoglycemia遺跡3F――
▶らしんばんのようですね。グッズなども見えますが、全然知らないキャラが立ち並んでいます
▶さくころ バランス[宿題]
成功
▶上に行く階段が潰れているようですね。エレベーターが何故か稼働しているみたいです
鈴黒「エレベーター、動いてるな……」
さくころ「こういうの普通逆じゃないのか」
ヴィオ「エレベーターの使い方知らない世界なんじゃない?」
リモ「ばっかだなー。電気で動いてんだぜこっち。元絶てば遠くからでも止めれるんだぜ」
独羽「そりゃあ、元はそうだけど……」
鈴黒「電気、この世界に普通あるものなんだろうか……」
ナナ「動いてるってことはあるんでしょ」
鈴黒「そうなのか……?魔術的なアプローチのほうがまだ……」
旗風「そういえばここのグッズ、ロリっぽい子が多いね?」
アリシア「いやいや旗風さん。見ない方がいいっすよ。ほんと、いやマジで」
リモ「それはそうと本はこっそり持って帰らせてもらおう……」
独羽「ちんちくりんでも需要あるならパパ活出来ると思ったんだけどなあ」
リモ「ちんちくりん相手にするやつにろくなやつはいねーぞ……」
アリシア「愛佳!そこは見ないようにしてな。いや情緒的にな。親御さんに俺が怒られるからな」
ヴィオ「すっかり保護者ね、アリシアさん」
旗風「こういう良識あるからアリシアくんは頼れるんです」
――インフェルノ Typoglycemia遺跡地下1F――
▶エレベーターに乗って何故か地下に向かっていきました。エレベーターが開くと、蓮の花に彩られた異様な空間が広がっています。何故か池までありますね
ナナ「あれ?降りてきちゃった?」
アリシア「急に異世界じゃん」
呉羽「異世界というか、幻想的というか……」
ヴィオ「地下空間!こういうのを待っていたのだわ!」
ソメイユ「一気に雰囲気が変わったね~」
リモ「おい!ここの水飲めるかちょっと舐めてみてくれ」
独羽「自分でしなさいよ……」
▶ソメイユ メカサーチ
▶後ろのエレベーターと、水の下に反応が出ています
ソメイユ「未知な場所、こんなときのためのわたしさんの探知術~。ん~……おや~、水の下になにか反応ありだね~」
リモ「ん?なんかあったのか?誰か飲み干せばいいんじゃないのか?」
ヴィオ「あ、銃っぽいのがあったのだわ!」
ナナ「じゃあ泳ぐしか、ないでしょ!」
▶リモ 歴史知識
成功
▶ナナ 水泳
成功
▶全員で潜ると、水底にスイッチが有りました。旗風が押すと、何かが開いたような音がします。また、蓮の下に絡まるように銃やドローンなどが絡まっています。手に取ろうとすると蔦が生きているように足に絡まりついてきます
22ダメージ
[ナナ:庇う さくころ]
[ソメイユ:所有][リモ:所有]
ナナ「見て、大漁!わぁ、引っ張られ──!?」
ヴィオ「ナナちゃ――ってぁ!?」
リモ「ばかが!―――――ってぁぼぼぼ!!」
旗風「無理して潜るから……」
ソメイユ「――う~、ごめんね~……池の下に何かがあることくらいで、こんなに蔦まみれなのは分からなかったの~……」
鈴黒「おい。奥に通路が出てきたぞ。この先はまだ誰も行ったことないんじゃないか?」
▶鈴黒が指差すと、確かに奥へと続く通路が出てきています
ヴィオ「ゴボボ……ゲホッゲホッ……わ、罠だったのだわ……」
リモ「寒いなここは!なんでだ!?」
ナナ「えへへ……みんなごめんね」
さくころ「まあまあ、お陰で道も出てきたし。むしろ庇ってもらっちゃってごめんな」
ヴィオ「ボス部屋が出てきた感じ?」
鈴黒「ボス部屋……?ってわけではなさそうだがな」
――インフェルノ Typoglycemia遺跡地下1F:奥の部屋――
▶奥の部屋に入ると、金髪の少女が紫の服を着て眠っていました。呼吸はしているようですが、宝石のように全身が煌めいており生物ではないんだろうなと感じます
リモ「あいつキャラかぶってるよなぁ!?――キャラ被り乙」
ヴィオ「金髪なら私もころもちゃんもね」
独羽「私もいるんだけど、どんだけキャラレパートリーないのよ……」
▶少女の奥に、黒い二枚羽の女性が隣に立っているのに気づきます。女性は君たちを見ると少し驚いた顔をして微笑んで会釈してきます
女性「ん?ああ、探索者か。こんなところよく見つけたな」
女性「これはメリー。世界を形作る前文明の遺産みたいなやつらしい。動かすのも破壊するのも無理そうだぞ」
ヴィオ「先客さんだったのだわ……詳しいのね」
ナナ「お人形?生きてるの?」
女性「さあな。ところで、イーストに入らないか?まあ、嫌と言っても無理やり入れるんだが」
女性「私は"漆黒を身に纏いし者"アイムール!どうしても嫌と言うのなら、私を退かせてみせろ!」
ソメイユ「わわわ、イベント戦闘~?」
リモ「頭いかれてんじゃねえのかあいつ」
さくころ「交渉する気無いだろこれ。いやこれが交渉の手段なのか」
ヴィオ「いや待ってそもそもイーストってなに?断るもなにも、名前は聞いたことあるけどなんなのかわからないのだわ」
リモ「お前らも見習うところがあるんじゃないか?あれくらいを目指していけ」
アリシア「バカ言うな。アイムールはイーストで一番強い人材だぞ。うまいこと手加減してもらって生き残ることだけを考えろ!」
鈴黒「僕は戦闘はさっぱりでね。後ろに下がっておくよ」
アイムール「知識人か。なら彼は狙わないでおこう」
▶戦闘前行動 ヴィオ 猛炎
▶戦闘前行動 ソメイユ 蒼星 夜泉濡 ホープファインド
▶戦闘前行動 さくころ お前達、もう寝なさい
▶アイムール ナイトバード(影。補助。開いている地形効果を全て埋め立て、行動終了時に同じマスにいると物理2d6)
ルーミアEX(影。魔法7d8)
35ダメージ
[ナナ:薄い本]
▶ヴィオ 絆引き上げ:ソメイユ
▶ソメイユ 破壊陣[足場、妨害結界]アルケインパルス
[夜泉濡:アルケインパルス]
▶ヴィオ 星々のオセラム 通常攻撃[瀬音、静寂]
成功 52ダメージ
[スティンシェイド:パウゼールン]
ソメイユ「あらあら~、攻撃用結界みたいなものかな~?でもソメイユさんも負けないよ~、ちょっとだけなら……かき消せる!」
ヴィオ「ソメイユさんナイスだわ! 問答無用は……こっちもよ!」
[まじかるナース:引くこと覚えろカス]
▶ヴィオ 通常攻撃[瀬音、静寂]
成功 78ダメージ[追撃]70ダメージ
[ダークサイドオブザムーン(割り込み。ナイトバードのない地点に魔法4d8)]
8ダメージ
[ヴィオ:水郷、水都]
[独羽援軍]
12回復
▶さくころ ゲームで判定 引くこと覚えろカス
失敗
▶ヴィオ 通常攻撃[瀬音、静寂]
成功 73ダメージ[追撃]70ダメージ
[ソルシエール:カルネイロ]
[ヴァーリス]
▶ヴィオ 通常攻撃[瀬音、静寂]
成功 62ダメージ
[旗風援軍]さくころ
5回復
▶アイムールの漆黒の二枚羽の片方が白く染め上がっていきます
ヴィオ「さすがにこれだけ連発すると弾切れになるのだわ……リロード、ヨシッ!」
アイムール「いたた……。ちょっとボコってイースト登録しようとしたらそこまで抵抗しなくても……」
さくころ「ボコろうとするからじゃないっすかね」
アイムール「なら私の代わりに、こいつら抑えてくれよ。私も手伝うから」
▶アイムールはバックステップして封印を解くと、アイムールのいた場所にウサメリがたくさん飛んでいるのが見えます。ウサメリは正気を失っているのか、こちらに襲いかかってきます
ソメイユ「う~ん、2連戦か~」
さくころ「それボコる前のほうがお互い都合良かったんじゃないっすかね!?!?」
アイムール「君たちが弱かったら無駄死にだろう?それに、結構手加減してるじゃないか」
[旗風援軍]さくころ
6回復
[まじかるナース:引くこと覚えろカス]
▶ヴィオ 通常攻撃[瀬音、静寂]
成功 54ダメージ[追撃]64ダメージ
[分散破裂(一定ダメージ時割り込み。ダメージ対象に物理12ダメージ)]
12ダメージ
12ダメージ
▶リモ 通常攻撃
成功 45ダメージ[追撃]51ダメージ
[分散破裂]
12ダメージ
[まじかるナース:引くこと覚えろカス]
▶リモ 通常攻撃
成功 48ダメージ[追撃]52ダメージ
▶ウサメリの群れは破裂して息絶え、床に落ちた後メリーに吸い込まれていきました
ヴィオ「ぜー……ぜー……も、もう終わりかしら……」
ソメイユ「やった~、なんとかなったね~。みんなつよ~い」
リモ「何なんだあいつは!」
アイムール「うざったいハエだよ。定期的にメリーに集るから掃除しに来てやってるんだ」
アイムール「まあ、私もなんでメリーと呼ぶかすら知らないがね。はは」
アイムール「じゃあ、イーストに来てくれたら歓迎するよ。今日は楽しかった」
▶アイムールは地面に魔法陣を書き、軽やかに手を振って消えていきました
ナナ「また遊ぼうねー」
リモ「さっ、メリーをうちにもって帰りたいところだが……。――無理なのか?こりゃ」
鈴黒「無理そうですね。建物……いや、土台と完全に同化しています。土地の龍脈的なものと推定出来ます」
さくころ「これ隠れてたんすよね、一応。もとに戻しといたほうがいいのかな」
リモ「火縄銃も見つからねぇ!拾ったものと言えば本と池の中にあった『ソレ』だけだ!クソッ!」
リモ「もっと持てると思ってたのによ」
鈴黒「そちらの武器は差し上げます。その代わり、このメリーは見なかったことにしておきませんか?イーストの大幹部が出張るなんて、1ユーザーが関わるにはちょっとしんどいものです」
ソメイユ「しかたないね~。来るには早すぎた、って感じかな~?」
ヴィオ「ふー……裏ダンジョンってこと?」
アリシア「ああ。報酬は十分もらったし、またカンターレを頼ってくれ。秘密の共有もできたしな」
鈴黒「そうですね……。また何か見つけたらそちらに依頼として出しておきます」
独羽「隠すの?」
鈴黒「はい。エレベーターも動かないように偽装しておきます」
――ギルドハウス:カンターレ――
チリエ「お帰りを心よりお待ちしておりました」
ヴィオ「帰ってきたのだわ我が家!」
▶くるくるとソファに雪崩れ込むと、さくころとアリシア以外も流れのようにソファに吸い込まれていきます
ジア「依頼が届いております」
ジア「アイムール様です。あなた方にどうしても会わせたい人がいると」
ソメイユ「あらあら~?届いてるってことはわたしさんたちをご指名~?」
ナナ「さっき言ってくれればよかったのにね」
アリシア「厄介事かあ。来年行けたら行くわって返しといて」
チリエ「了解しました」
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