言語② Hālethra
Hālethra 音・格変化など
新しい物語を考えていたら別の言語を思いついてしまった。
前章、『灰色の書』の言語があまりにもとっ散らかってしまったのでもう少し整理された言語にしたいと思う。と書きながら考えているのでどうなることか分からない。
とりあえず母音。
短母音:a, i, e, ö, r'( [a] [ʏ] [ɛ] [ø] [ɹ̩] )
長母音:ā, ī, ē, ő, rh
二重母音:ej ( [ei] )
半母音:y, v ([y, jʊ] [v, ou])
分類が分からんが母音ではない、前の文字にくっつく:' ( [ʔ] )
uとoの発音が曖昧になった結果のöです。
発音記号がよく分かっていませんがeは「イェに近いエ」です。
yは「ヤ行」、語尾は必ず「ヤ」。
vは「ワに近いヴァ行、ウ」。
[ʔ] についてはwikiとか見てください。
子音
b, p, f, t, d, s, ß, š, j, z, zh, ch, k, q, kh, g, gh, h, l, r, m, n, ń
b バ行
p (bh) パ行
f (ph) ファ行、あまり使わない
t タ行
d ダ行
s サ行
ß (sz) 強いサ行
š (sh) シャ行
j イェに近いジェ
z ザ行
ž (zh) ヂャ/稀にリャ行
č (ch) チャ行
k カ行
q クヮ行
kh (k') 喉のハ行
x (ks) ㇰサ行
g ガ行
gh グヮ行
h ハ行
r 巻き舌ラ行
l ラ行
m マ/稀にヴァ行
n ナ行
ń (ng) [ŋ] ンガ/ニャ行
これは男性名詞と女性名詞、もとい話し手や目的語によって名詞の語幹+性を表す接尾辞を付けることにしたい。あと定冠詞があった方が便利なので作る。
とりあえず主格。
・男性名詞語尾
-a', -āra, n
複数
-āni
・女性名詞語尾
-ē, -et
複数
-ēti
・中性名詞語尾(あまり使わない?)
-khi
' とかh' は喉で発音するハ行です。ほぼ音なし。
・橋/ウシュル (Öšl)
男性の名前:ウシュラーラ (Öšlāra)
女性の名前:ウシュレト (Öšlet)
よくいる名前なので、あだ名も男ならララ( Lāra) 、ウシャ(Öša') 、シラ (Šlā')、女ならシュシュ (Š'š) 、レト (Let') 、シェーテー (Šētē) などいろいろ。
・墓/チャーク
男性の名前:チャーカ(ㇵ) (Chāka')
女性の名前:チェーケー (Chēkē)
・男性の名前:天罰/エルナンナ (Er'-nań'nā')
雷 (erh) +天、蒼穹 (nań) +男性接尾辞 (nā')
・定冠詞(単数・複数)
男性: hā
女性: hē
中性(あまり使わない):ī
性別不明だったらなんとなく誤魔化すスタイル。というか、基本的に指定がなければ男性形になることが多いです。
なお、否定冠詞は接頭語 b- が付くだけです。
作中に出てくるバザガーニ族は「書かない者たち」です。
否定接頭辞 b-
男性定冠詞 hā
書くこと zag
男性複数接尾辞 -āni
格変化は六つ。後で自分で私が苦しみそうだな……。
男性単数
主格:-ā (-nā), -āra, n
属格:-āy
処格:-yā
対格:-ārh
与格:-ő
呼格:-ā'
男性複数
主格:-āni
属格:-āny
処格:-ńā (属格と同じことも多い)
対格:-ār'n
与格:-őn
呼格:-ān
女性単数
主格:-ē (-nē), -et
属格:-ēj
処格:-yē
対格:-ērh
与格:-v
呼格:-ē'
女性複数
主格:-ēti
属格:-ētje
処格:-tjē
対格:-ēr'n
与格:-vn
呼格:-ēn
中性単数
主格:-h'
属格:-y
処格:-y
対格:-rh
与格:-n
呼格:-h'
中性複数(基本的に単数型を使うのでほぼ使わない)
主格:-kh
属格:-ky
処格:-kyā
対格:khr'n
与格:khn
呼格:-kh
この言語で厳密に動詞と呼べるのは「する」だけです。例えば「私は歌う」なら「私は(主格)・歌うことを(与格)・する」で、「歌うこと」は名詞で、主語の性別によって接尾辞が付きます。
・動詞「する」の変化
現在能動:šem
過去能動:šet'
未来能動:šeß
現在受動:ševem
過去受動:šed'et'
未来受動:šezeß
現在完了:šegem
過去完了:šegt'
未来完了:šegß
現在未完了:šeh'm
過去未完了:šeh't'
未来未完了:šeh'ß
語順は主語・目的語・動詞。
・私は歌う。
男: (Nā) rań'n-ő šem.
女: (Nē) rań'n-v šem.
これに関しては母音としてのvとöはかなり近い音なので男女の違いは書き言葉でしか分からないかも。
厳密に「はい・いいえ」にあたるものはないが、否定は ba' 、強意の肯定は yā 。
代名詞の変化。これは名詞の変化と同じなので語幹を覚えればあまり難しくないはず。
話し言葉だと目的語の変化+動詞分かるのであまり使わない気がする。
・男性
一人称単数:nā
一人称複数:nayā
二人称単数:dā
二人称複数:dayā
三人称単数:lā
三人称複数:layā
・女性
一人称単数:nē
一人称複数:neyē
二人称単数:dē
二人称複数:dēj
三人称単数:lē
三人称複数:lēj
・中性(性別が不確定な物など)
すべて:qü
文字は作ってるとこだから待ってくれ…
言語を作り始めた f @fawntkyn
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