第28話 ときには時事ネタを書いてみる
これまでのように書き続けられるのだろうかと心配ですが、とりあえず、書けるときに書いておくというスタイルでやっていこうと思います。
まず今回は、小説とはまったく関係のない時事ネタ。
◯ エリザベス女王死去
イギリスのエリザベス女王が亡くなった。世界で一番有名な「王さま」である。わたしが生まれるずっと前からイギリスの王さまでした。テレビを通じて見る彼女は怖そうなおばさん→怖そうなおばあさんと変わっていきましたが、非常に大きな存在感を示し続けた人だったと思います。
日本にも天皇という「王さま」の存在があり、日本人のイギリス王室に対する関心は高いです。わたしも子どもの頃からイギリス王室のニュースには関心がありました。チャールズ皇太子とダイアナ妃との「ロイヤルウエディング」はテレビで見ましたし、やがてふたりが離婚して、ダイアナ妃が事故死したニュースも。残されたふたりの王子も相次いで結婚し、それぞれニュースになるなど話題に事欠かないですしね。亡くなったエリザベス女王はこういうニュースをどういう気持ちで見てたんでしょうか。
エリザベス女王といえば、競馬のG1レース「エリザベス女王杯」。エリザベス女王が来日したことを記念してこのレース名になったらしいです。印象に残るレースは……30年くらい前、「ベガはベガでもホクトベガ!」という名実況で有名な93年のエリザベス女王杯ですかね。春の二冠牝馬ベガを抑えて、後に砂の女王と呼ばれるようになるホクトベガが優勝したレースです。二頭とも名馬でした。
〇 安倍元首相国葬
27日に執り行われる安倍元首相の「国葬」がもめています。
もめるのも仕方がないと思っています。岸田首相が世論を読み間違っていた。銃撃されて亡くなった安倍元首相に多くの同情が集まったのを、安倍元首相に対する支持だと読み間違えたのです。後に、霊感商法で批判を浴びてきた旧統一教会と多くの保守派議員との関係が噴出して、元首相に対して同情的だった世論は吹き飛んでしまいましたからね。
安倍元首相は、首相在職中の選挙に勝ち続けることによって自民党内の基盤を強固なものにしていきましたが、その間、ずっと投票率は低いままでした。強く支持してくれる(それほど多くない)保守層の票を固めて、低投票率の選挙で勝利する(ため、投票率を高めることには熱心でない)選挙戦術を取ってきたのです。
……ということは、もともと国民の半数以上は、安倍政権について反対の立場であるか、どうでもいいと思っているかどちらかだったわけです。そこに降って湧いた「国葬」問題。当初は、安倍元首相が銃撃されるというショッキングな出来事に国民の同情が集まりましたが、後で安倍元首相をはじめとした保守系議員と旧統一教会との持ちつ持たれつの関係が明らかになってくるにつれ、「国葬」反対に世論が振れていくことになりました。これはもめても仕方がない。
東京オリンピックを巡る汚職事件のニュースを見てても思いますが、カネと権力の集まるところには、腐った匂いが立ち込めるんでしょうね。追っても追ってもハエのような輩が群がってくるようです。同じく公務員でも、身ぎれいにしている(?)わたしの周囲には、まったくそんな話ありませんけどね(笑)。
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