#学校一の黒髪美少女が日本刀を持っていた件について

作者 紅夜壱

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★★ Very Good!!

 「日本刀を携えたセーラー服の美少女」「命を救われる主人公」「公に秘された特殊能力と管理機関」……など、往年の現代伝奇の要素を兼ね備えつつ、主人公にしか感知できない存在や論破要素など、独自要素も加えて個性を醸し出しているのを感じた。今後どう物語が転がっていくのかがとても気になる。

 ただ個人的に、いじめ加害者への論破要素は溜飲が下がるものではなかったため、読み進める手が滞る時もあったが、最新話『13.第五章 丑三つ時の初陣 二話』で風向きが変わった。
 この手の現代伝奇や怪異退治ものにおいて、「主人公の武器」はなにより頭を悩ませる要素であり、裏を返せばそれだけ重要であると位置づけられているが、あれはちょっと格好良すぎた……現代日本の闇で中二病バトルやってるのが大好物な諸兄らには一読の価値あり。ネーミングの不敬さも最高。

★★★ Excellent!!!

【読む前に感じたこと】
 ハッシュタグが付いているのは何か意味があるのだろうか?
 と思っていたが、冒頭からなるほどと思わせる演出が待っている。
 そこでこの作品のタイトルに何故、ハッシュタグが付いているのか理解することが出来るだろう。そしてこの一文により、スッと物語に入らせることが出来るのは素晴らしい。
 TwitterなどのSNSをやっている人が読者なら、なおのことその効果は期待できる。

【物語は】
 ある一文によって物語は始まっていく。
 タイトルは物語の全てを表すものだが、作品によってどこでタイトルと繋がるかは分からないものだ。ああ、これってこういう意味だったのかと。
 いきなり分かるので、方向性がしっかりしていて面白そうな物語だなという印象を持った。
 主人公は、ある少女と一緒にあるものと戦っているのだが、その場面を通してその彼女が何者なのか、現状がどういう状況なのかが明かされていく。

【世界観について】
 ラノベらしさを持つ作品だと思う。(自分はラノベを読まないので、自信を持って言えるわけではないが)
 物語のジャンルは現代ファンタジー。
 タグにあるのでネタバレにならないと思うが、あやかしものとの戦闘シーンを含む。このあやかしが元々いる世界なのか? 主人公もたまたま見えるのかについては読んでいくうちに明かされていく。
 この物語の設定は理解しやすく、とても面白いものだと思う。実際にその部分は自分の目で確かめて欲しい。

【物語の構成について】
 この作品で一番気になったのは、物語の構成。
 ピンチから始まり、心理が丁寧に描かれているのだが、通常主人公がどんな人物で物語にどう関わっているかについての流れは頭を悩ませるところだと思う。
 特にファンタジーなどにおいては、説明文のようになってしまい面白さを欠いてしまうこともあるだろう。
 しかしこの物語では、構… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

孤高のヒロイン鬼切さんとは対比的な主人公・黒羽くんが素敵。特にイジメっ子や見て見ぬふりをする教師を理路整然と徹底的に論破する姿が素晴らしい。そんな黒羽くんが鬼切さんを助ける姿もまた良き良き。最高の「学園ラブコメ」×「怪異」系小説です!!!

最終話まで読みました。空想怪異との戦闘シーンの表現、特に最終決戦の場面が萌えました!!! あんこさんやハーレーニャビッドソンなどの猫要素も素敵っ!!!