第2話『【吊るされた男】と【正義】』
15.約束された満腹の馬鈴薯
■第2話『【吊るされた男】と【正義】』
■開催日:2012年3月10日(土)@AN○クラウンプラザホテル神戸
その日、T君とK君のふたりは――「Fat○シリーズ」と「涼宮ハ○ヒ」の聖地巡礼(=作品に出てくる舞台のモデル地を訪ね歩くこと)を目的とした兵庫県・神戸旅行に来ていた(笑)。
1日目の「Fat○」聖地巡礼も無事に終わり、満足顔の男ふたりは夜遅くに宿泊先の高級ホテルへと戻って来た。そして遅い夕食を取ろうと、人生初となる「高級ホテルの高級ルームサービス」を頼む事になったのだが……元より「Fat○」聖地の
「いやーっ本当に楽しいなぁ神戸は! 何より…料理がウマいよね(笑)」
「おいK君、それはこの山盛りポテトを見て言ったのかな?(笑)」
「メニューには『フライドポテト付き神戸牛ハンバーガー』と書かれているが、実際は『神戸牛ハンバーガーを添えたフライドポテト』って感じだな(笑)」
「いやぁスッごい美味いんだよぉ…けど盛っているポテトの量が多過ぎるんだよぉ!(一同爆笑)」
「まさか、これがあの伝説の宝具『約束された満腹の
「な、何だとーっ!?(笑)」
「しかし
「おのれ、雑穀がぁぁ!!(笑)」
「そして
「
「そこのポテトよりも…イリヤの体重は軽いんだ…」
「感動のセリフぶち壊しだよぉぉ!?(一同爆笑)」
……こいつらは中学生かな?(笑)
いやしかし、彼らのテンションが上がるのも仕方無いのだ!
夕食も無事に終わり(?)夜も更けた頃、ふたりが用意を始めたのは――キャラクターシートとダイスと筆記用具などなど!(笑)そう、「Fat○シリーズ」の聖地巡礼として聖杯戦争の舞台である「冬○市」を訪れたふたりは、それならばと【迷宮戦争】の第2話もこの“聖地”で開催する事にしたのである!!
K君:――という事で【グリモワールRPG・迷宮戦争編】の第2話をやるぞぉ!
酪農せよ、ランサー!(一同爆笑)(←深夜開催でおかしなテンション笑)
T君:其の油に呪いあれ! 其の塩分に災いあれ! いつか地獄の釜で揚げられな
がら、ポテトの怒りを思い出せぇぇ!(一同爆笑)よっしゃーっそれじゃあ
早速、第2
(←深夜開催でおかしなテンs(以下略ww
◇◆◇
◆第2
(◇…扉・通路、通行可)(■…壁、通行不可)
A B C D
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
①■ ◇ ◇ ◇ ■
■――◇――■■■■■■■――◇――■■■■■■■
②■ ◇ ◇ ◇ ■
■■■■■■■――◇――■――◇――■■■■■■■
③■ ◇ ■ ◇ ■
■――◇――■――◇――■――◇――■――◇――■
④■ ■ ■ ◇ ■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
T君:うわ、下半分の③・④段目がまたヒドイなぁ…(苦笑;^ω^)
K君:左下は袋小路だらけで「B③」を通らないと上段へ行けず、右下は閉鎖され
た回廊型で「C③」を通らないと上段へ抜け出せずかぁ~(>△<;)
T君:抜け出した先(上段①・②)も一方通行の回廊型だしねぇ。今回は
同士の遭遇率が高くなりそうだなぁ!(;>Д<)
K君:よし、それじゃあ次に「各陣営のスタート位置」を決めよう!
「いっそ人気の無さそうな右下の回廊「D④」にしてみるか!」
「うぅむ、やっぱり中央付近「C②」辺りが安定かなぁ?」
「前回、
「なるほど、それは確かに…」
「「とにかく、左下の袋小路エリアは避けたいよな!(笑」」
◇◆◇
◆第2
A B C D
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
①■【
■――◇――■■■■■■■――◇――■■■■■■■
②■【
■■■■■■■――◇――■――◇――■■■■■■■
③■ ◇ ■
■――◇――■――◇――■――◇――■――◇――■
④■ ■ ■ ◇
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
T君:うげぇ~左上の密集地帯スゲーな、3陣営が隣接してるよ!(笑)
K君:それにムサシ達の開始位置が絶妙だぞぉ…(;>Д<)こりゃあ上段の回廊
に居るとムサシ達の「追い込み漁」に遭うんじゃないか!?(笑)
T君:右下の回廊にいるピノ達・シェリエ達も、ムサシ達やジャック達に出入口を
封鎖される恐れがあるかな?(^ω^;)
K君:うわぁ~今回の第2
なぁ…(>△<;)
T君:よっしゃ、それでは早速「第1ラウンド」を開始しようぜ!(d*>Д<)
◇◆◇
K君:まずは各陣営の「
T君:よし、まずはピノ達のイベントから…(カードを1枚引く)…あらぁ~また
「
K君:またかよ!(笑)いや待てよ、確か幸運判定に成功すれば
に済むはず…(ダイスを振る)…よし、ピノは判定成功だよ!(d*>Д<)
T君:(ダイスを振る)……ごめんっベルテは判定失敗したぁ!? しかも高価な
「MP
K君:うわーっ勿体無い!?(笑)ちょっとベルテ、せめてシユウ達みたいに何か
カッコイイ演出を――
T君:「フシュー!フシュー!」(一同爆笑)
K君:そんな「ドジッ娘」属性やだぁぁ!?(一同爆笑)
K君:では次にバニラ達…(カードを1枚引く)…ほほう「臆病な妖精」が現れた
らしい。見逃して下さいとお願いされ――
T君:「とても残念ですわ…今の御時世、神の慈悲も品薄ですのよ…(ニタリ)」
(一同爆笑)
K君:この聖母様、真っ黒過ぎませんかぁぁ!?(一同爆笑)
T君:いや、こういう「
からさぁ…(^_^;)では歌姫バニラは
にいる
と孔明に相談しますよ。
K君:それでは主バニラの
「まぁまぁ落ち着いて下さい、仮にこの世界の半分が味方で残りの半分が敵
だとして、半分の敵全てを相手にするのだって相当に疲れますよぉ~しかも
多くの場合それらの敵全てを倒した先にあるのは、残った味方がまた半々で
敵味方に別れる永遠ループであって残念ながらこの世から敵味方が消える日
は来ないでしょうならば少しほんの少しの少しだけ…優しさを持ってみる事
です、バニィーさん♪」(なぜか一同爆笑)
T君:折角の良い台詞が、早口過ぎて頭に入って来ねぇ!(笑)では孔明の言葉に
少し
K君:あ、ちなみにこの妖精さんは見逃すと金貨をくれるそうで――
T君:「良い心掛けですわ。今の御時世、神の愛も有償でしてよ…(にっこり」
(一同爆笑)
その後、シユウ達はMP回復イベント「静かな空間」を引き、ドンキ達は金貨と引き換えに
T君:さて次にシェリエ達は…(カードを1枚引く)…あちゃ~「戦闘イベント」
を引いてしまった!?(>△<;)
K君:出現した
の
T君:そうすると上位種の「
(ダイスを振る)…今回は2体だね!
K君:ふむ。歌姫シェリエが白亜の列柱が居並ぶ空間を歩いていると――突如、列
柱を飾る騎士彫像がギシシッと動き出し、シェリエを真横から斬り突ける!
T君:迫り来る彫像兵の礫剣――だが前回と違い、シェリエは怯まず強気に見遣る
ままだ。
K君:刹那、シェリエが腰に提げる
カール大帝が顕現し、皇帝の聖剣を聖堂床に穿ち立てる――次の瞬間、膨ら
む覇気が彫像兵の礫剣を灰塵に帰すぞ!
T君:「さすがね…!」シェリエはニコリと微笑むと、胸元に提げる
でなぞる。
K君:「約束しましたから…ね」幾重にも布陣する彫像軍兵の重囲も意に介さず、
カール大帝は優しく微笑み返す。
T君:眼前の敵軍にも余裕を崩さないカール大帝カッコイイぜ(d*>ω<)まぁ
狂戦士ベルテと違って、カール大帝は防御性能も高いから安定して瞬殺でき
るだろう!
K君:いやゴメン、実はカール大帝は――範囲攻撃できないのよ(笑)。
T君:何だってぇぇ!?(笑)お前どうやって生前に軍隊指揮して欧州制覇したん
だよぉ!?(笑)
その後、範囲攻撃の出来ないシェリエ達は
T君:(カードを1枚引く)……おっと~次のムサシ達も「戦闘イベント」を引い
ちゃった!?(>△<;)
K君:さぁ出現した
の
(;>ω<)こいつらは先程の「
するかも――って、あっ!?(←何かに気付いた)
T君:にやり(*☆ω☆)所詮そいつらは「
Lv4以下の
だぁぁ!!
K君:うわっマジかよ!?(;>Д<)高Lvの
T君:ムサシが悠然と迷宮路を歩み進む――刹那、ムサシが首をクッと逸らすや、
剣突一閃が頬を掠り斬る!
K君:そして背後の石床をズガンッと抉り突き刺さった1本の鉄剣が――独りでに
虚空に浮び上がるや、再び宙を舞い翔ける! よく見遣れば、迷宮洞内の闇
には幾十本もの魔剣が高速飛翔している!
T君:「ほぅ…随分と芸達者じゃねぇか…」襲い来る
は不敵に笑うと――無造作に抜刀し、横薙ぎ一閃! 数瞬後、迷宮内を翔び
交っていた幾重もの魔剣が、ガラガランッと音立て堕ちる!「だが剣に魂が
無ぇんじゃ…俺は斬れねぇぜ…!」
K君:うおぉ強ぇーっ超カッコイイ!(d*>Д<)
よ(笑)。
K君:では最後にジャック達は…(カードを1枚引く)…うわっ、こっちも「戦闘
イベント」を引いちゃった!?(>△<;)
T君:(イベント
支配する邪眼煌めく巨大甲蟲蜘蛛「
K君:うぅむ、射撃型の女海賊アンに支援型のジャック……この陣営は回避・防御
共に弱いから、先手必勝で瞬殺したいところだ!
T君:あっ、この戦闘
て……全ての判定に-1D6点のペナルティが入るわ(笑)。
K君:何だとぉぉ!?(;>Д<)くそぉ~今回の
(笑)(←案の定、この後の攻撃をアン達は外してしまい、大苦戦となる笑)
<次回につづく…!>
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