第182話いくら強くても予想外には弱いのです

遅くなりましたm(__)m



眞子視点

 負けました。

 報復の魔王様(IN彼氏さん)だけならどうにかなるかなと、たぶんトモヒトと湊ちゃんも思って純ちゃんを本気にさせたんだけど。

 残念ながら最悪の結果で暴君閻魔までやって来た。

 もちろん中身(秋夜姉さん)入りで。


 自宅にいると思いきや、彼氏さんのハーレムマンションにいたようで、私達のプレイを肴に呑んでいたらしい。

 白衣クマさんやハーレムズの皆さんと見ていたけど、しっちゃかめっちゃかになっている雨乞い2.14にウズウズしたようで、純ちゃんの召喚があったら強制参加するつもりだったらしい。

 通常召喚だったら、彼氏さんは秋夜姉さんに任せるつもりだったらしいんだけど、純ちゃんがお願いしたせいで二体同時召喚になってしまった。


「う~どうして私の村ようさいにあの二人が、もう少しで勝者になったのに」

「純ちゃんは諸刃の剣どころじゃないね。あれは常時発射寸前のICBMかな?」


 私の負け犬の遠吠えに隣の湊ちゃんが苦笑しながら、雨乞い2.14で正論を言ってくる。

 ええ、少し調子にのりました。

 ソルト&シュガーと純ちゃんがいればほぼ勝ちは貰ったものと思っていたところに、あの二体です。


 秋夜姉さんは私の村ようさいを破壊しながら、それらを投げて長距離絨毯爆撃をトモヒトの村に浴びせ。

 彼氏さんは純ちゃんを抱きかかえて湊ちゃんの村に進軍。

 襲い掛かるヒャッハーを反射(反射を繰り返すたびに威力二乗)して森や山を破壊しながら直線最短距離でむかう姿に、湊ちゃんが恐怖ゆえか極太光線を放つとそれも反射されて村に大損害を被っていた。

 砲弾にされる私の村、木材時々石材の雨のトモヒトの村サファリ、下手に何かすると大損害の湊ちゃんの村。

 触れるな超危険ICBMでした。


「私達は狙われた時点でほぼ詰んだよね。友人君だけに向かってたらトップは無理でも二位ぐらいにはなっていたんだけど」

「純ちゃん、ちゃんと本気で遊んでくれたんだよトモヒトと湊ちゃん相手に二面作戦しながら。私も巻き添えにして」

「あのままだったら私と友人君は負けてたからね。いや~雨乞い2.14は言葉にも気を付けないと即脱落だよ」


 湊ちゃんは笑いながら上着を脱いだ。

 白くきめ細かな肌が露わになる。

 学校では王子様扱いの彼女だけど、その中身はやはり女の子でモデルのような綺麗な鎖骨とギリギリまで悪魔しぼうが削ぎ落とされたお腹に、嫉妬も出来ないほど綺麗だった。


「ん~見ていいけど、寒いから早く脱ごうか。はーいバンザイして」

「んにゃっ!?ひひ、一人で脱げるから!」


 上半身下着の湊ちゃんが瞬間移動みたいに私の前に現れた。

 そしてニットのワンピースの裾を両手で掴んで一気に上にたくし上げ、ないで駄肉の下あたりで止められた。


「…うん、彼氏が出来ると下着も変わるものだね」

「はうっ!ははは、早く脱がしてっ!」


 実はちょくちょく閑名家に行くと、秋夜姉さんのお買い物に駆り出される。

 そして毎回大量に買ってくれるのだ。

 おかげでコスメと下着は全て入れ替えられた。

 ただし下着の半分以上が秋夜姉さん好みのアダルトで、普段穿いていてソルト&シュガーの二人や六組の女子に見られたりしたら憤死ものだ。


 私と湊ちゃんは純ちゃん達三人にボコボコに負けたあとお風呂に入ることになった。

 一人だけ被害を免れていた周平君が、圧倒的な純ちゃん達に恐怖して未完成の活火山ダムをポチッとなをしたせいで、マップの殆どをマグマが埋め尽くしたのだ。

 最初に周平君の隠し城塞都市が呑まれ、『あーっ!せめて略奪中の船を襲っていたコロンブスを折れ鍬砲で撃ってから死にたかった』と叫びジュッにとなった。

次にトモヒトが無限具視で防ごうとしたけど『アーッ!髷が燃えちゃうーっ!』と叫びながら、どうしてか頭部からマグマに突進していく具視はシュールで少し笑ったのはしょうがない。

その次が私で、最初は暴君閻魔が守ってくれたのだけど、投げる資材が無くなったら『悪い無理だわ』と言ってあっさりと逃げていった。

城壁が無くなった村ようさいは村人しんじゃが『我らが巨乳を守るっ!』と叫んだので、寄せてくるマグマに突貫させて全滅した。

最後に湊ちゃんは、最強の日照り神様も村という弱点があるとどうしようもなくて、マグマに焼き尽くされた村の傍にポツンと無傷で立つ日照り神様が可哀そうだった。


最後に湊ちゃんが操作していないのに、長距離極太光線がマグマを噴火させている山に直撃させて鎮火させたのには、雨乞い2.14に何かしら新しい知性生命体が生まれたかと興奮した白衣クマさんが現れて、そのままマグマの中に落ちてジュッとなっていた。

 生き残ったのはもちろん純ちゃんと三大死の二人。

 マグマの来ない小高い丘でウェーイと勝利宣言をした。

 それにイラッとしたのがトモヒトと周平君。

 三人対して対親友用に育て上げた本気の具視ヘアー金フン黒マッチョと折れ鍬赤フンで挑むらしい。


 私と湊ちゃんは付き合えないのでお風呂に入ろうということになったのだけど、学校ではないからと気が緩んでいて、アダルティな下着を穿いて来てしまった。


「紫は大人すぎないかなぁ」

「これは秋夜姉さんが選んだのっ!」


 否定しておかねばっ。

 自分が選んだ可愛いのよりも、秋夜姉さんが選んだヒモ?これヒモだよね?というのが実は穿き心地は良くて、自宅ではほぼそれらだとしてもっ!


「この太ももが友人君専用枕なんだね。一晩120円で貸してくれない?」

「普通にしてあげるよ。それよりも上げるか下げるかしてもらたいんだけど」


 モデル体型の湊ちゃんが上半身ブラのみで、私のニットのワンピースをお腹辺りまで上げている光景は…。来年の夏にT×Sで描けるかな?

 いやいや、腐は今は必要ない。

 とにかくこの百合百合な状況から早く脱出しないと、湊ちゃんに襲われそうなのだ。

 周平君一筋なはずなのに、女の子なら一度くらいなら?とか眞子ちゃんなら周平と一緒に養えるよ私は、とか一学期の頃に言われたことがある。

 その時は冗談だと思っていたけど、仲良くなった今ならわかる。

 あれは本気だったと。


「ふむ、そうだね。このままだと万が一周平達に見られたら、そっと視線を横に動かして見なかったことにされそうだから一気にいこうか」

「あ、ちょっとゆっくりぃいんっ!」


 湊ちゃんは変な納得をしてワンピースを一気に捲り上げるが、私には駄肉があって勢いよく脱ぐと引っかかって。


 グイイィィブルン!バンッ!


「ひいぅんっ!」

「ひぐぅっ!」


 ワンピースに引っかかった駄肉が持ち上げられて下部分に痛みが走ったと思ったら、限界まで上げられた駄肉が、服から外れて弾かれるように下方向に勢いよく落ちて、こちらを向いていた湊ちゃんの顔面に正面ビンタをくらわせた。


「たぶん最高に幸せなビンタをくらったんだろうけど。ちょっと衝撃で鼻血が出そう」

「…まず謝ってほしいよ湊ちゃん」


 脱衣室で胸上までワンピースをま繰り上がった状態で痛む駄肉を押さえてしゃがむ私と、軽い脳震盪を起こしたのか横向きに倒れる湊ちゃん。

 幸せそうな顔にはさすがに怒っちゃうよ。




ーーーーーーーーーーー

周平「なんかすまん」

友人「言うな。想像したら負けだ」

雌虎「あん?弱いぞ弟ども」

魔王様「いや、変な折れた棒が反射しても襲ってくるんだけど。ちょっとピンチ?」

純様「!?貴光それ捕獲!」


まず遅くなったことを謝罪しますm(__)m

そして雨乞い2.14がいきなり終了したこともお詫びします。

ん~、暴君閻魔と報復の魔王様を出したら話が書いていても面白くなくなっちゃいました(--;)

一応書いてみたんですけど、二人が強すぎて雨乞い2.14としてはつまらなくて、泥沼にもならない(;´д`)

純様がいる時点でこうなるのを予測するべきでした。さすが筆者を越える創造主純様です(*´∀`)


そして適当に書いていたら乳ビンタ\(^o^)/

筆者は狂ってますね♪(о´∀`о)

眞子は閑名家に侵食されています。秋夜は暴君ですが、お金持ちの娘で、彼氏が無限財布ですから質が良いものばかりで身の回りは揃えています。

因みに下着は彼氏さんの会社系列です(*´ω`*)

一度、上のものを味わった眞子はもう戻れません。つまりエロ下着♪


湊はエロオヤジの才能があります(^^;

彼氏より先に乳ビンタ\(^o^)/


周平と友人は本気モードで暴君、魔王様に挑んでいますが、眞子と湊が風呂から上がるまでもてば頑張ったぐらいですね。まずどちらか一方でも勝てません(;・ω・)

日照り神様より勝てる可能性はありますが、折れ鍬が成長して、具視が友人の言うことをちゃんと聞けば万に一つ、いや億に一つぐらいは…。


さ~て、次回はサービスのお風呂回です!こうギリギリの表現を書くぞ!( ´∀`)

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