第七章

●鴻 おおとり さち


 フリーのジャーナリストをしている女性記者であり、異世界関連の記事を専門に書いている。

 土屋康太の両親と知り合いであり、夫妻から明善の話を聞いたことをきっかけに、明善にある相談を持ちかける。その相談事がとある事件を解決する突破口となった。

 その後とくダネをもらおうと、度々須賀川書の異犯対を尋ねるようになる。明善達は彼女の対応が少し面倒と思っているが、事件解決の手助けをしてもらった恩義があるため、無視することができない。

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