エピソード1 フェイス
「貴様の母親は死んだ!
つまり貴様を助ける者はいないということだ!
今すぐこの屋敷から出て行け!」
侯爵家の婿養子だった父は母上がいる間は俺を追い出すことはできなかったが、母上が亡くなったことで簡単に俺を追い出した。
きのみきのまま屋敷を追い出された。
どこに行けばいいかわからないがこの王都ににいるのはやばいと感覚が言っている。
この服を売って必要な物を買おう。
俺の形相に訳ありと気がついた店主がかなり高めに服を買ってくれたおかげなんとか旅に必要な物を揃えることができた。
王都を出た。
1日目は何事もなく野宿ができたが、
2日目に盗賊に出会ってしまった。
逃げるために街道から離れ木々が沢山ある森みたいなところを走るが転んでしまった。
そして思い出した。
私が勇者であることを。
「『ステータス』」
『
名前:ガーディバル・ストーム
年齢:20歳 性別:男
職業:無職
Lv:1
HP:15/15
SP:0/0
STR:10
DEF:5
AGI:25
DEX:25
LUk:1
パッシブスキル
アクティブスキル
』
「へぇー随分簡略化されてますね。
では『テンプレート』」
『
名前:フェイス・ガーディバル・ストーム
種族:ハイヒューマン
年齢:20
性別:男
レベル:99
MP:999/999
SP:999/999
打撃攻撃力:999
魔法攻撃力:999
打撃防御力:999
魔法防御力:999
俊敏:999
知力:999
精神力:999
器用:999
運:777
職業
元勇者・料理人・錬金術師・戦士・剣聖・聖人・召喚士・テイマー・ハーレム師etc.
魔法
全属性魔法・転移魔法・偽装魔法・創造魔法・重力魔法・空間魔法・召喚魔法etc.
スキル
斬撃スキル・打撃スキル・遠距離スキル・近距離スキル・料理スキルetc.
ユニークスキル
覚醒
』
「おお!生前通りですか!
これならなんとかなりますね」
そんなことを言ってわらってる私に盗賊が近寄ってきた。
「なんだ、恐怖で頭でも狂ったか」
「狂ってはいませんよ。
ただ一つだけ。
今逃げだせば命は取りません」
「やっぱり狂ってるじゃないか!
安心しろ、俺たちも暇じゃないすぐ楽にしてやるよ!」
この場で生きているのは聖剣召喚した私だけになりました。
特に行きたい場所もないので生前に暮らしいた場所に栄えてる国に行く事にしました。
冒険者という初めて聞く職業にときめきを覚え、登録しようとするが変なやつな絡まれて大変でした。
でもそこで不思議な雰囲気の少年に出会いました。
低級の依頼を受けてもなかなかお金が貯まらないので、商会にいくとあの少年が受付をやっていました。
少年にポーションを3本渡すと応接間と言われる場所に案内され、支店長のオリビアさんという人がきて商談が始まりました。
どうやら私の持ってきたポーションはこの時代には異常すぎたようです。
青いポーションの最高品質は高級品なのですが私のは超高級品と出て、赤いハイポーションは現代では幻のポーションと呼ばれ商人の間で噂程度のものだったようです。
黄色スキルポーションは、飲めばスキルポイントを回復できるというごく当たり前のポーションなんですが、どうやら存在しないポーションのようです。
支店長であるオリビアさんと商品鑑定士であるクルトさんに情報を色々もらいどれだけすごい物かわかりました。
ですので、ハイパーポーションとエクリサーは今後出すことはやめておきましょう。
商談が終わり、少年に挨拶をした後今後を考えました。
「生前に住んでいた村が残っているならそこに住居を構えて、転移で街に来るのも悪くないですね。
魔王も邪神も、今の勇者に任せましょう。
私はこれからゆっくり過ごすといたしましょう」
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