8/22 島に戻るという選択肢
8月22日。今日も朝から微熱。熱が出始めて今日で1週間が経った。
このまま熱が続けばその分出勤ができなくなり、給料が減り、生活ができなくなる。しかし、まともに働けるかというと、精神・身体ともに少し厳しい気がする。このまま私はひとりでやっていけるんだろうか。そんな不安が生活を蝕んでいる。
それを母に吐露したら、「つらかったらいつでも帰ってきていいんだからね」とのお言葉をいただいた。
さあどうする。という話である。
今の私にできる選択は四つ。
一つ。今のままの就職先に勤め続けること。
一つ。今の住所のまま転職をすること。
一つ。今の住所のまま生活保護を受けること。
一つ。島に帰って母を頼りながら療養すること。
最初の選択肢は、正直あまり乗り気ではない。違法なことをさらっとしでかす会社に対する不信感もあるし、この状況のまま働いていける自信がない。バイトとして働くとか、日数を減らすとか、選択肢はないことはないが、正直どれも生活が厳しい。気がする。
二つ目の選択肢が一番無難だろうか。ただ、これも、転職をしたところできちんと働けるのか、また熱で長期間休むことにならないかという不安が残る。長期間休んでしまえばどのみち生活は厳しくなる。就活にトラウマを抱える私が再度就活じみたことをして精神的に崩れないかときかれたら、それも自信がない。精神面・体調面での不安は常に残ることになる。
となると三つ目の選択肢が現実味を帯びてくる。生活保護。しかしこれは、本当に頼れる人がいない場合の救済措置である。私は幸い、本当に幸いなことに、母を頼ることができる。その場合どうすればいいのだろう。
そこで四つ目の選択肢である。ただ、これも現実問題として厳しい部分は多い。療養とか社会復帰という面で考えると、急がば回れというか、ここはきちんと休める環境で休むべきだという気がしている。しかし、引っ越しは。本をはじめ大量の荷物を運ぶお金は。住む場所は。生活費は。生活必需品の車はどうする。目の前の壁はあまりにも高く、厚い。
どうするべきなんだろう。どうしたらいいんだろう。頭の中でぐるぐると考えるけれど、ちっとも結論が出ない。
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