七月二十九日
お話づくりの合間に、カクヨム甲子園のショートストーリーを読む。
感想に気合を入れてしまうので、創作に支障が出てよろしくない。
ひと通りできるまでは自重したほうがいい気がする。
そういいつつ、いくつか読んでみる。
読んでは、お話づくりに戻ろうと考え直す……。
皆さんご存知のように、原油価格はロシアのウクライナ侵攻前までに戻り、穀物も金属も侵攻前までに下がってきている。
春先がピークで、景気後退懸念で価格が急落しているのだ。
アメリカにおける記録的な物価高騰を抑えるための利上げは予定通りだし、まだ利上げは続く。
上昇してきた米ドルが下落するタイミングが近づいている。
それはともかく、世の物価高はアメリカのインフレだけではない。
そもそも、中国の不動産バブル崩壊と世界経済の減速が原因だった。
中国の経済成長率は、0.4%まで落ちている。
中国政府公式の数字だから、都合のいいことは大々的に、悪いことは過小に発表するので、実際はマイナス成長になっている可能性もある。
いつ崩壊したかって?
半年前である。
不動産バブルの崩壊し、巨大企業が債務を返せず、お金が返ってこない人がたくさんでた。すると連鎖的に資金繰りに困り始め、連鎖倒産していく。
日本のバブル崩壊と同じように長引くだろう。
中国人には不動産信仰がある。
日本人がアメリカ株を信じているように、中国人も不動産価格は永遠に上がるものだと信じていた。
なので、不動産を老後の資産運用の中心とし、上がり続けていた不動産を買ってその値上がり益に自分の老後の生活を託していた人は少なくなかった。
不動産に頼って将来設計していた人たちは、不動産バブルが崩壊し、大多数の中国人消費が壊滅的に減少した。
不動産バブル崩壊で被害を受けた中国経済に、コロナ対策としてロックダウンが追い打ちをかけている。
それが今の中国である。
習近平降ろしがはじまるかもしれないし、降ろされたくないからと外に目を向けるためにプーチンさんみたいに戦争をはじめるかもしれない。
そんなことにはならないよう、強く願うばかりだ。
ところで、鉄鉱石や銅の価格が下がっている。
鉄鉱石は世界の輸入の七十五パーセントを、銅は四十三パーセントを中国が担っていた。
それらの多くは建設に使われる。
中国の不動産バブルが崩壊すれば、当然、建物が建てられなくなる。
だから下がったのだろう。
中国の不動産バブルが崩壊するように、アメリカ株もかならず下がる。
それは年内か来年か、それ以降か。
今年はほんと、色々ありすぎる。
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