久里 琳さま
こんにちは。
雪山を波と例えるのにはっとさせられました。考えたことがなかったです。でも、確かに波ですね。青空を背にした雪の連峰なんて、まさに沖つ白波かもしれません。
玄冬……冬は黒(玄)なんですね。山肌に貼りつく雪のお寺を見つつスキー場に向かうというのがまた趣き深いです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
走る車から見てるとああ波だな、と。青空を背にするとますます鮮やかですね。そんなちょっとしたおどろきが詩や物語になると、なんだか嬉しくなりますね。
冬が黒というのは中国の思想ですが、青春・朱夏あたりはいいとして、白秋・玄冬はちょっと今の感覚とは違うかもしれませんね。現代日本人なら、秋は黄色で冬は白でしょうか。
素はしろと読むのですね!
玄はたしか「糸を染めた色」、でしたか?(遥か昔に読んだ字統にそんなことが書いてあったような…)だとしたら見事な対ですね!
素を「す」と読むは音読である、これに感銘を受ける久里琳先生こそを、僕は本気で尊敬しますっ!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
玄はたしか「染めた糸」ぐらいの意味だったと思うので呪文堂さんのご理解とほぼ同じですね。そして素も玄も字形のなかに「糸」を有っていて、実に宿命的な対ですね。
漢字習得以前からあった日本固有の言葉だと思っていたら違った…!というのがたまにあって、知るほど言葉はおもしろいと思いますね(^^)