22 俳句(秋)



 なつかしの服見つけたり冬支度


<読み>

なつかしの ふくみつけたり ふゆじたく



皆さんの衣裳箱のなかにも、何年も眠りっぱなしの服が隠れていたりしないでしょうか。

衣替えで押し入れの奥の衣裳箱をひっくり返していたら、数年着ていなかった服が……。なっつかしい~とはなるんですが、たいてい1回かそこら着てみて、また奥にしまわれてしまう運命のような気がします。だったら捨てろよ、って話ですよね。


断捨離できない言い訳はいろいろあって、とどのつまりは性格が断捨離に向いてないということに収斂されるのですが、一つ、これは比較的共感を得られそう……というものは、頂き物。家族からプレゼントされた服だとか、餞別でいただいたものだとか、あとマラソン大会とかに参加すると記念でついてくるシャツだとか。なかなか捨てられません。

それでもなるべく着られるものは着て着まくって、着つぶした上で成仏させようと心がけていますが、例えばある国の民族衣装だとか、寄せ書きが入ったシャツだとか、、着るに着れず捨てるに捨てられないモノは、大事に衣裳箱に蔵いこんでいます。

そんなのに久しぶりに再会するのは、衣替えの楽しみの一つではありますね。


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