第379話 「バブル崩壊」の時、こんな気分だったのかな?
この10日ほどで、アメリカの銀行が二つ破綻したりして、世界の金融市場が大きく揺れ動いている。
私自身も自分のお小遣い(ちなみに初期研修医1年目から全く上がっていない)を貯めた、お小遣い貯金から、「銀行に眠らせているよりは、配当の方が利率がいい」と思って数年前(コロナ不況の時)からいくらか株を保有している。所詮「お小遣い貯金」の半分程度なので、規模は知れているのだが、それでもこの1週間ほどで、株式の含み益が30%近く減ってしまった。
国内株式だけでなく、米国株式も持っているが、米国株式はドル建てでは大きな負債(と言っても割合の問題で、実際の金額としては10万円程度の赤字)を抱えた状態となっている。日本円が100~110円台の時期にある程度米国株を購入したので、為替の関係で日本円に換算するとわずかにプラスにはなっているのだが。
とはいえ、1週間でここまで下落するときついものがある。個人的には「配当」を中心に考え、売買は副次的なものとしているので、実際に株を売らなければ損失は出ない(はず)である(塩漬けっていうの?)。また、市場が乱高下しているので、今は下手に売買しない方が良いだろうとも思っている。また売買する元手のお金もない(最近は配当の再投資をしているので)。
それはそれとして、バブル崩壊の時は、もっとすごい勢いで株価が下がったのだろう。「私には関係のない話」と思っていたが、当時「株式投資」もブームになっていたので、同じような局面に立たされると、その当時株式投資をしていた人は、本当につらかったのではないか、と思ってしまった。
私自身は現物のみの扱いで、レバレッジもかけておらず、しかも「お小遣い」の範囲内なのでそれほど慌てなくてもよい、と割り切ってはいるが、それでも「グッ」とくるものがある。
あぁ、そういえば私、iDeCoにも加入していた。ちょっとそちらの方は影響を受けるかもしれない。それは痛いかも。
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