応援コメント

第152話 主観的評価であっても、評価基準は明確にすべき」への応援コメント


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    私もこの記事を読みました。この教授は哲学科も卒業しているそうです。
    それで理解しました。

    私もその指導教官が出た文系大学を卒業しました。
    私の専攻は入学時35名いましたが、4年で全単位履修し卒業できた者は4名
    その4名のうちの一人が私で、主席でした。
    及第点に満たなければ留年は当然だと思います。
    その大学を卒業をした教官ならば、と理解しました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    及第点に至らなければ単位を落とすのは当然のことですが、では、その点数の算定方法には、何らかの規定が存在するはず(客観性のある規定が存在しない、という事は「理系的思考」を行なう私たちにはあり得ない、あるまじきこと)なので、それは明確に公表すべきではないか、と思います。

    私は総合内科専門医の資格を持っていますが、認定試験を受ける前の症例レポートを内科9分野について各2症例ずつ、救急対応症例を2症例、外科転科症例を2症例、解剖症例を2症例の提出が求められました。試験は分野がわからないようにまんべんなく数百問出題され(もちろんマークシート)、結果については合否のほかに、症例レポートの得点、症例レポートの採点者からのコメント、試験結果については各分野の配点と実際の得点が印刷されて返却されました。

    病気を持った患者さん(もちろん医師も病気にかかりますが)は、色々と不安を抱えます。医師であっても、大切な人の病気であれば、良く知って、自分でも治療経験のある病気でも心配します。授業の目的が「そのような不安な患者さんにどう接していくか」を習得するものであるにもかかわらず、「単位取得のための客観的指標が提示されず、強い不安を感じている学生」に対して、点数開示もせず、ただ合格、不合格のみを発表し、平然としている教官側の態度に強い矛盾を感じた次第です。

    学科による文化の違い、と言えばそうなのかもしれませんが。

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