5
昼休みが終わり、5講目は何もなく過ぎてゆき6講目の体育に向け生徒達は更衣室に向かってゆく。
そんな中、
「おーい、いい加減行こうよー」
しかし、
「サボる」
だが、
「また?ほら、いい加減諦めて行くよ……って、うわ?!」
まったく動かない
そんな時、教室のドアが開いて
「ほよよ……忘れてたぁ……」
「あれ?
「ふ……
「え?!何々?!」
先に出た
「もしかして体操着忘れたの?」
「うぅぅ~!!!!」
どうやら、体操着入れは持ってきたものの中に入れるのを忘れてしまっていたようだ。
「俺の貸してやるから泣くな」
「で、でも……そんなことしたら時が怒られちゃうよ……」
「別に気にしないし」
「……でも……」
困惑する
「うぷっ!」
「いーんだよ。ほら、涙で顔濡れてるぞ」
「なわけで
「何か、上手く
だが……ー。
「じゃあ
「行くって何処に?」
「そりゃあ体育だよ」
「いや……俺、用事あるから……んじゃ」
するりと二人の間を抜けて教室を出ようとするが、
「……
そんな
「
「あ、うん……」
裏切り者め。
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