第30話 ぐるぐる
夢を見た たぶん
また色合いを 掴み損ねた
しかし指から足先まで
私は既に満ちている
それでも朝は 青を帯びる
吸い込む朝に くしゃみした
わたしの毎日 ぐるぐるまわる
青 橙 赤 緑
変わらぬ日常は たまに少し
隣の色にスライドする
変わらぬ中に 一片のズレ
眼鏡はどうした ハゲオヤジ
わたしの小さな 呪いが効いたか
それなら、いいんだ
憂鬱の青に 一滴の悦が浸った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます