第70話 努力は裏切らない
転送されたのは交差点の真ん中だった。俺は辺りを見回すと、レーダーを出現させた。
すると、4人ほど消えている。
さて、合流するか…………。
俺はそう思うと、急いでレーダーを確認すると、合流を優先させた。
スタスタと走っていくと、背後から物音が聞こえたので俺はカタナを出現させ構えると、銃弾が飛んできた。
「
俺は手からガードを出すと銃弾を弾く。
すると、1人の青年が姿を現した。
「くっ…………!!」
すると、青年は俺の姿を見るやそのまま逃げ出そうとする。
やはり、俺は警戒されてるみたいだな。
「逃がすか!!」
俺はそう言うと、カタナを
『HP全損』
無機質なアナウンスが青年のゲームオーバーを告げて光の粒子となって消えた。
俺はそのままカタナを拾うと、プラス1点という文字が現れる。
『1人倒したぞ』
『流石赤星くん……!!自分に出来ないことを普通にやってこなす!!そこに…………』
『茶化すな。黙ってろ!!』
『はーい』
昔のアニメのネタを出されてもわかるやつが居るのかと疑問に思ったが。まぁ、いいと思うと俺は合流へと歩みを進めた。
*
「赤星さん。こっちこっち!!」
「おーう。赤星、待ってた」
木原とリアが路地裏で待っていた。
「よし、後は降谷だけだな」
「ふぅ、もういるよ……?」
すると、背後から降谷の声が聞こえたので見ると、ボロボロの姿だ。
「何があった?」
「道中4人ほどに襲われてね……逃げるのに苦労したよ!!」
「逆によく生きてたな……」
「もう、HP半分しかないよ」
逆に半分も余ってるんだな思っていると、木原からの指示が出た。
「では、これから轟さんを叩きに行きます!!」
この万全な状態ならいけると俺は確信した。
戦争の代わりに出来たVRゲームで無双してますが何か? 古屋気ままに小説投稿 @Furuya1230
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