日本神話の面白さを十分に詰め込んだファンタジー

古事記や日本書紀には書かれていないところに、こうであったかもしれないという予想をふんだんに詰め込んだファンタジーです。
ヒルコは不遇なイメージではありましたが、この作品では復讐者として立ちはだかります。
それに挑むが、七柱の神といったお話です。
授業で軽く学んだ程度の読者の私でも、存分に楽しめる作品となっております。
日本神話は何かと難しいイメージがありますが、それを取り払ってくれる面白い小説です。
日本神話かつ神同士のバトルに少しでも興味をお持ちになった方は、ぜひお読みになってくださいませ。

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