第42話
「ねぇ。君。ちょっといいかな?」
「すいません。間に合ってますので」
下着売り場から出ると男が話しかかてきた。
セールスかナンパだと思い、軽くあしらって、この場を後にしようとすると、男は腕を掴んできました。
「ちょ、やめて下さ・・い・・。あっ?!」
男の顔に見覚えがある。
この人。卓也さんの奥さんの浮気相手。
「そこの喫茶店で話さない?」
「嫌です」
なんで、奥さんの浮気相手が私に声をかけてきたのか分からないけど、いい話ではないの分かる。
「この写真をインターネットにバラまいてもいいかな?」
「・・・?!」
私は喫茶店に行くしかなかった。
浮気相手が見せてきたのは、あの行為の写真。
行為を行っている奥さんの後ろに、私がリビングの扉を少し開けて、隠し撮りをしているのが映ってしまっていた。
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