第119話 ふわふわ
ふわふわした時間が終わる
浮かれ気分の日々は
なんて柔らかくおだやかだったんだろう
ああもったいない
残り時間がこぼれ落ちていく
明日からまた
イヤでも現実に戻らなければ
キッと前を向いてこの足で立って
ほんの少しため息
でもそれがたぶん現実だから
ふわふわな世界じゃなく
私のいるべき世界へと帰る
とりあえず、寝よう
明日のために。
現実に戻れるように。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます