第4話

「はじめまして、星空御一行様私はアメリア女神をしています。そして、こちらの隣にいるのが」

「はじめまして、私はナリナと申します。」

「突然ですが貴方達は日本でお亡くなりになりました。家族揃って。」

これはどうゆう状況だ?頭がついていかないぞ。てゆうかここ何処だ?真っ黒で目の前の女神とかアホなことほざいてる痛い人達と近くにいる家族しか見えないぞ

「あの此処は何処ですか?それと貴方は誰ですか?それになんで私達はこんな所にいるのですか?あとなんで裸なんですか?」

よく言った姉貴俺も気になってたんだ!特に裸の部分。痴女だな。あ、そういえば、あとは姉貴の紹介だけしてなかったな名前は星空美穂(ほしぞらみほ)俺の穴だ間違えた姉だ。これで一通り家族の紹介は済んだかな、まぁもしかしたらまた紹介するかもしれないが。

「いいでしょう。貴方の質問に答えましょう。まず此処は何処かと言う質問に対してですが此処は天界です。亡くなった人達を導く場所です。そして貴方は誰ですかと言う質問に対してですが最初にも言った通り女神です女神アメリア。これは言っていませんでしたが隣のナリナとは姉妹の関係です。」

「はい姉妹です」

「そして貴方達が何故此処にいるかと申しますとそれも最初に言った通り亡くなったからです」

おいおいまじかよ家族の誰か1人が事故にあってとか事件にあって亡くなったてのは嫌だしあって欲しくないがあるかもしれない。だが、家族全員がいっぺんにてのは何があったんだよ。あれか家の上に雷落ちてみんな逝っちまったとかか?

「あの、女神様?受け入れたくはないけど一旦私達が亡くなったとします。じゃあ私達の身には何があったんですか?」

「あ、それ聞いちゃいます?」

うん?なんだ?いきなり喋り方が変わったぞ

「はい!」

「そうですか、では話させていただきます。貴方達の皆な、なに、が、あったの、か」

なんだこの女神様なんか震えてるぞなんかこっちまで緊張してきちまうじゃねーか

「これは貴方達が寝付いたあとの話になります」





  ー昨日のタコパ終わった後ー

「はぁ楽しかったなまさかたこ焼きにわさび入れて罰ゲームとか言ってた本人がそれを食っちまうとはな。ねぇ〜愛莉ちゃ〜んブッアーッハッハッ腹痛え〜よ〜ブッフー!」

「ちょっと兄者笑いすぎ!ホントに辛かったんだからね!」

「自業自得だ」

「ちょっと〜2人とも片付け手伝ってよ〜」

おっと凛がお呼びだな

「はいは〜い」

あれ俺達以外の奴らいないぞ

「なぁ凛他の皆んなは?」

「眠たいから寝る〜お休み〜だって」

なにー⁈ちょいちょいおかしくない?普通は片付けつるでしょ手伝うでしょ!こうなったら

「なぁ凛じゃあ俺達もほったらかして寝ようぜ」

「そうだよ凛寝よーよ私も眠たい」

「ダメだよ片付けなかったらどうするのよ汚いでしょ!」

「なぁ凛今引いてくれたらお前の秘密守ってやるぞ」

ホントはこんな事したくないが俺は脅しにでた。だって、俺達だけ面倒くさいこと押し付けられるとかたまったもんじゃねーよ。

「待って、お兄ちゃん。秘密てなんのこと?」

食いついた!

「うん?いっぱいあるぞ何がいい?そうだなじゃあ最初は手軽な所から凛が夜な夜なハァハァ言いながら息子をいじっ」

「うぉーーーーーーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎」

「グホォー‼︎」

こいつ我を忘れてアッパーいれてきやがった。

「お兄ちゃん次なにか言ったら肋骨いくからね」

あ、やばい目がマジだ。仕方ない素直に言う事聞いて片付けるか。

「はいはい、わかったよ片付けるよ」

「宜しい素直に最初っからそう言ってくれればよかったのに」

「はいはい悪かったよ。ちょと待てよ!」

と俺はこそこそ逃げようとしていた愛莉を捕まえる

「何処行こうとしてんの?」

「ちょっとベッドにぎっくり腰でやばいから」

「なら大丈夫だホントにぎっくり腰なら歩けないから…手伝え」

「…はい」

よしじゃあ始める






「ちょっと待ってこの回想まだ続くの?まだ私達が亡くなったとこまで行かないの?」

「ええ、まだまだ長いですよあと10分ぐらいは」

「短縮して」

「え〜でも」

「短縮」

「はい」

やばいな姉貴がどんどんイライラしてきてる俺たちにまで飛び火しないでくれよ。

「じゃあもう簡単に言いますね。あのあと色々あって結局タコパの片付けしなかったのですよ。で、タコパの機械の電源がついたままでそこにたまたま紙が飛んでいってその紙が燃えて火が家中に燃え広がって貴方は亡くなりました。面白いですね。ぷふ」

この女笑ってやがる人の死を絶対女神じゃないぞ死神だ!

「失礼ですね!ちゃんと女神です!」

「え?」

「あ、」

「いや〜〜〜〜ー‼︎こいつ今絶対心読んできたー‼︎怖えー!」

「てへぺろ」

「てへぺろじゃねーよ!舌引っこ抜くぞ!」

「むっ!いいですよ。ほらやっへみなはい。ほらほらどうへい(童貞)のひみ(君)におんなのほ(女の子)ひかもこんなはわいい(可愛い)子のひた(舌)をぬへる(抜ける)もんならやってみなはい!」

「舌を出しながら喋るななんて言ってんのかわからない!てか可愛い子なんて何処いんだよ!」

「なんで私がなんて言ってるのかわからないのにそこだけ、ちゃんと聞こえてるんですか!」

「そもそも、なんで俺が童貞だって知ってんだよ!」

「先に私の質問に答えなさいよ!てか可愛い子此処にいるでしょうが!貴方の目の前に!」

「いねーよ裸のビッチしかいねーよ!てかそっちが先に俺の質問に答えろよ!」

「は〜あ〜‼︎私ビッチじゃありませ〜ん!裸なのもちゃんと理由があるんです!てか貴方が先に私の質問に答えなさいよ!」

「いーやお前が先に答えろ!」

「いーえ貴方が先に答えてください!」

「いーやお前」

「いーえ貴方」

「お前」「貴方」「お前」「貴方」「お前」「貴方」「お前」「貴方」

「お」

「うっるさーーーーーーい‼︎‼︎」

うお!びっくりした姉貴めいきなり叫びやがって気でも狂ったか?

「宇宙今失礼な事考えたでしょ」

「すいません」

なんでどいつもこいつも人の心を読んでくるんだよ。てか即土下座の俺偉い!

「はぁ〜で結局私達はそんな事で亡くなったのね。先に寝た私も悪いけど宇宙、愛莉、アンタらあとで説教」

あ、ふっ愛莉も死んだ目で、みてるぜ俺達は今日2回死ぬのかふふ

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