関川君の事が忘れられない私は今日もご飯を作る。

作者 和響

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★★★ Excellent!!!

人間って不思議なところがありますよね。

なんとなく切れたと感じた縁。

おいしいものを、大好きな人と一緒に食べることの贅沢な時間。

大切に想う人とのかけがえのない時間。

すべてがうまくいかない時もあれば、うまくいくこともある。

たくさんのご縁を感じたとても素敵な作品です。本当はみなさんに教えたくないとまで思えるほど、先の展開が気になりました。

ぜひとも、読んでみてください!!!

★★★ Excellent!!!

憧れた場所。初めての恋。そして愛を知った運命の日。
万華鏡を覗き込んだように、主人公・涼子さんと恋人・関川君の幸せな日々が浮かび上がります。
しかしその思い出が彼女を苦しめる事になるなんて、過去の涼子さんにはわかりません。

現在の涼子さんは、突然いなくなってしまった関川君を忘れられずに過ごしています。
そんな彼女は、関川君そっくりな小さな男の子と出会います。
いったいこの子は誰なのか。
この出会いから、涼子さんの止まっていた時間が動き出します。

様々なしがらみの中で生きる人達。
よく知っているものから、きっと初めて知る事もこちらの作品には描かれていると思います。
それらを読んだ時、自分なら?と、立ち止まって考える時間をくれる作品だとも思います。

そして途中に登場する料理や土鍋のご飯がたまらなく食べたくなります(笑)
こういう調理法もあるのだなと、勉強になりますよ。

あっと驚かされる最終章。
こちらを読む事で、作者様の伝えたい事が心に直接響くと思います。
厚く覆われた雲の隙間から光が差すような作品です。
是非皆様も堪能して下さい。