30.♦学校

クラ子「おはよーう!「」君!」バンバン!


あなた「ああ・・・おはよう・・・おいっ!背中叩くなって!」


クラ子「朝から元気無いぞ!「」君、若いんだから、もっと元気だそうよ!」


あなた「お前が元気過ぎるんだよ・・・」


クラ子「・・・・・・どうやら、熱、収まったみたいだね。昨日は心配したんだよ?倒れちゃってさ・・・」


あなた「ああ・・・心配かけて、ごめんな・・・?」


クラ子「そうだぞ~・・・心配かけたお詫びに、あたしに何か、する事あるよね?」


あなた「・・・お詫び・・・いや・・・それは・・・無いとは思うけど・・・」


クラ子「・・・あるよねっ!?」


あなた「はいはい・・・まあ、心配かけたのは確かだしな・・・それで、何かお詫びになる事って何かあんのかな・・・?」


クラ子「えっとね・・・明日、休みじゃん?だから、服買いに行きたいから、付き合ってよ」


あなた「服・・・?それぐらい、一人で行けるもんじゃないのか?」


クラ子「あっはははは!!「」君は何もわかんない人だねえ・・・買い物は誰かと一緒にした方が楽しいのさ!」


あなた「そういうものかあ・・・まあ・・・良いけどさ・・・(こいつ・・・ぐいぐい来るなあ・・・)」


クラ子「んん~・・・?何か、嫌な事とかあるの?あんまり気乗りじゃなさそうだね?」


あなた「いや、だってさ・・・お前、俺一応男子だぞ?そいつと二人で一緒に買い物って・・・ほら・・・体裁悪くないか・・・?」


クラ子「・・・・・・んっふふふ!!何・・・?なになになに・・・?まさか、あたしの事、何か意識してるの・・・?」


あなた「いや・・・一応さ・・・」


クラ子「あっはははっははは!!!いやあ~・・・嬉しいねえ・・・「」君があたしに対して、そんな事思ってたなんて・・・」


あなた「思ってねーよ」


クラ子「それで・・・どうする・・・?次の休み、買い物付き合ってくれる?」


あなた「いいよ。それぐらい、別にさ・・・。」


クラ子「有難う!有難う!・・・いや~、あたしも良いクラスメートを持ったものだねえ♪今から、明日が楽しみだよ♪」


あなた「はいはい・・・喜んで貰えて何よりだ・・・それより・・・そろそろ、ホームルームだろ、席、戻れよ」


クラ子「はいよ♪はいよ♪んっふふふ♪」


あなた「(随分、はしゃいでくれるなあ・・・喜んで貰えるのは嬉しいけどさ・:・・クラスの目が、俺達の事、注目してたぞ・・・絶対、何か誤解みたいな事思われてるよ・・・それで良いのか・・・?あいつ・・・。俺は、別に・・・良いけどさ・・・)」


あなた「(・・・もし、休日にあいつと二人で買い物に行くのなら、久々に、「妹」と一緒に居る時間がない休日になりそうだなあ・・・)」

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